お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

家内安全 無病息災

2024年07月30日 | 仏教
 

 昨日、きょう2日間は、この猛暑の炎天下、造園業者さんが境内の樹木剪定作業をしてくださいました。暑い中、ありがとうございました。
 
 さて、家内安全、無病息災。これは、皆が願うことではありますが、
何か(神、仏、あるいはパワーを持つ指導者?)に帰依し、一生懸命、信心すれば、それが叶う ということは・・・
残念ながら、あり得ません。
 
 悲しいことですが、誰もが病気になるし、事件、事故に遭うこともある。大事無く、年を重ねたら、今度は老いの苦しみもある。
 私だけが病気にならず、なっても必ず回復し、年もとらず容貌も体力も若いまま、身体も不自由無く動かせて、何の不安も悩みもなく、楽して、長生きして、ビンビンコロリと死ぬ。

なんてのは、ありえない。

 家内安全、無病息災、平穏を願うより、
ツラく悲しい現実に直面、ままならない人生を涙しジタバタしつつも、何とか乗り越えるやわらかい心、安心を仏さまに恵まれるほうが、
本当の「しあわせ」だと、
思います。
 写真の「倶会一処」は「くえいっしよ」
 共に覚りの仏と成って、お浄土で会うの意。
 法専寺の合同墓です。
 
 

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