お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

11月の言葉

2014年11月03日 | 仏教
 連休、佐賀はインターナショナルバルーンフェスタ、唐津は、お祭り・「唐津くんち」で大賑わいのようです。


 法語カレンダー、今月の言葉は

 岐阜県の真宗大谷派(東本願寺)のご住職であり、大谷大学の学長を務められた
廣瀬杲 師 の言葉

 衆生に
 かけられた大悲は
 無倦である



 衆生(しゅじょう)とは、人間だけでなく、いのちあるもの全て 。

 大悲(だいひ)は、仏さまの大いなる智慧と慈悲のこころ。

 無倦(むけん)とは、倦む、すなわち、行き詰まったり、手に負えないとあきらめること が、無い ということです。

 「無倦」と言う言葉は、「正信偈」にも出てきますね
 「大悲無倦常照我」(意訳:ほとけは常に照らします)
 

 さて、内藤昭文先生の「心に響くことば」11月の言葉の解説の最後に、こう書かれています。

 私たちは思い通りにならないことに怒り、阿弥陀如来に背を向けていますが、「自らの身勝手な姿に気づけよ」という智慧とともに、阿弥陀如来の大悲は、今も倦むことなく私を照らし続けています。 
コメント
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