お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

地球絶滅危機の映画に出てこなかったもの

2012年04月07日 | 雑感
 福井晴敏氏「小説・震災後」小学館文庫 を拝読しました。

 その中で、

 「日本沈没」や「2012」などの人類存続が危ぶまれるパニック映画にて

 「ああいう全滅系の映画ってさ、原発のことを忘れていたよな、大陸が沈むくらいの天変地異が起こりゃ、世界中の原子炉が吹っ飛んでエラいことになるはずなのに」
 「ま、映画になんないけどな。苦労して生き残った人も放射能で全滅しました、なんて話は」

と、いうセリフが出てきて、ドキッ

 ホント、私も昨年の原発事故があるまで、パニック映画を観ても、原発のことなど、全く考えもしませんでした。

 作者も失念していたのでしょうか? それとも、あまりに暗い未来は書けなかったのでしょうか・・・?
 
 
コメント (2)
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