お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

自死に向き合う

2010年11月04日 | 雑感
 先日、ビハーラの九州地区研修会(担当:宮崎教区)に参加された、ご門徒のM・Yさんが
「参加してよかったですよ~坊守さんもご覧になってください
と、たくさん資料を持ってみえました。

 ビハーラの研修会資料や、見学に行かれた「隠れ念仏」(島津藩は、真宗が禁止だったので、見つかると拷問、処刑された。よって、人目のない洞窟で法座を開いていた)について詳しく説明された寺院のパンフレット等など・・・

 その他に、東京教区基幹運動推進委員会 が作成された
自死に向き合う ~いま、私にできること~」という小冊子がありました。

その中で、当事者(自死念慮者)の声が掲載されていて、ドキリとさせられました。
一部ご紹介します。

 ○ 死にたくなっているときに「命は大切だ」と言われても
ただ辛くなるだけだった。そんなことは分かっているから。

 ○ 無神経に人を励ますオメデタイ人の気が知れない。

 ○ 「みんな同じように悩んでいる」とか「他にもっと辛い人がいる」と言われて
絶対分かってもらえないと思った。

 ○ 「その気持ちよく分かる」と言われて頭にきた。
そんな簡単に、あんたなんかに、ぜったい分かりっこない!

 




コメント (8)
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