お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

師匠

2007年08月17日 | 本紹介
 拙著「お寺は何のためにあるのですか」法蔵館 の出版にあたり、担当編集者として、私をご指導くださった和田真雄氏の著書です。

 「のこのこおじさんの 楽しくわかる正信偈」和田真雄 法蔵館

 その中から、きょうは、p7,8の要約

 そもそも、仏教の言葉はどうして読み方がヘンなのか?

 日本に最初に漢字が入ってきた時は、揚子江沿岸地方の読み方である「呉音(ごおん)」が伝わった。
 お経など仏教の言葉も全部この「呉音」で伝えられた。

 その次に中国北部長安付近の「漢音」という読み方が入ってきた。
 今、普段使っている漢字の読み方は「漢音」が多いが、仏教語は「呉音」のまま。
 例えば
「正解」を「漢音」で「セイカイ」と読むが、「呉音」で「ショウゲ」

「自然」を「漢音」で「シゼン」 と読むが、「呉音」で「ジネン」 
と、読む。

 
 和田氏は、わかりやすく仏教を解説することをモットーに

 「楽しくわかる阿弥陀経」「楽しくわかる歎異抄」など 数多くの著書を法蔵館より出版されています。

 

 
コメント
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