お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

お正月に

2007年01月03日 | 雑感
 皆様、明けましておめでとうございます 今年もよろしくお願い申し上げます。

 今年も元旦会には、法専寺中心ご門徒の皆様が参詣くださいました。お参りいただいた皆様ありがとうございました。
 
 元旦のお参り客の一段落した昼下がりから、例年通り、娘と直方の両親の元へ。正月に私が寺を空けることができるのは、普段家にいない住職が在宅なのと義姉が帰省して留守番してくれるお陰です。
 
 さすがに高齢で弱ってきている両親ですが、今は幸い体調もよく歓待してくれました。今年も何事もなく実家で箱根駅伝を見ることができました。ありがたいことでした。

 実家一泊して、きょう夕方佐賀へ戻り、夜は、義姉と娘と3人で近くの大型ショッピングセンターにこの冬新しくオープンしたシネコンへ。 「硫黄島からの手紙」を見てきました。

 今、我々が暢気に恵まれた生活ができるのも、あの戦争の多大な犠牲の上に成り立っているのですよね。
 戦争で大変な苦労をしてきた両親が「この子たちには苦労させたくない」と大切に育てた戦後生まれの私たち世代・・・そして、そのまた全く苦労知らずの次世代の子どもたちが親になりつつある。

 戦争の極限状態で残されたものの幸せを願って亡くなって逝かれた方々に対して、私たちができること。

 それは、くだらない、つまらんことで不平不満ワガママ言わずに、今恵まれた私のいのちを私なりに精一杯輝かせて生きること。それが一番の報恩感謝だとあらためて涙した夜でした。
コメント (2)
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