お寺のオバサンのひとりごと

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祥月命日

2006年10月18日 | 仏教
 きょうは、義父の祥月命日(しょうつきめいにち)。 昨年七回忌でした。
 義父は妻である義母を66歳でなくして以来、ジコチュウ・不出来な鬼嫁に耐えて79歳で往生。

(注:この場合の「往生」は「困った」という意味ではなく、さとりの世界である浄土に往き生まれるの意味。これについて解説していたら、仏教解説になるので取りあえず、「亡くなった後、浄土に往って生まれること」とだけご理解ください)

 我が家では、家族の祥月命日は、精進料理(肉、魚を使わない料理)にします。

 普段当たり前のように、生き物の命を「いただいて」いる生臭坊主一家ですから、年に1度の家族の祥月命日くらいは、精進料理にして、魚、牛、豚、鶏などの「いのち」に感謝しようと。
 
 いえ、植物だって「いのち」あるものですから、野菜や果物の「いのち」に感謝していないわけじゃないのですが、何も食べないわけにはいかないので、取りあえず動物、魚類の「いのち」に感謝 

 コンビニでアルバイトしている娘から聞きましたが、消費期限・表示の時間を過ぎた途端、弁当や総菜類は全部捨てちゃうのだそうで、業務上仕方ないのかもしれませんが、実にもったいない 動植物の「いのち」に申し訳ないことです。

 私もよく買いすぎ、作りすぎの食物を冷蔵庫の奥で腐らせて粗末にしてます。
 きょうは、父の祥月命日を縁として、日頃の行いをよ~く反省し、また、私の食欲の犠牲になってくれている全ての「いのち」にお詫びします。ゴメンナサイ  そして、ありがとう。

 

 
コメント (2)
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