「スター・ウォーズ エピソードⅡ/クローンの攻撃」
STAR WARS EPISODEⅡ ATTACK OF THE CLONES (’02 米)
予想以上によかった。タイタニック風の恋愛劇は陳腐なのだけれど、アミダラ姫役のナタリー・ポートマンを、ちょっとびっくりするぐらい接写していて、ルーカスの演出はいやらしいかぎり。ダースベイダーに成長するヘイデン・クリステンセンがまた下品なハンサムぶり。好みではないけれど、次作で哀しき悪役に堕ちていく感じは少しうかがえた。でまた特撮だけどさあ……ここまでやるかねしかし。処刑のシーンなんかほとんど進化した人形劇。
でも印象に残るのはポートマンの肌についた傷とクリストファー・リーのいなせぶり。昔のSF映画みたいにキッチュ。これはほめ言葉になるわけね。このシリーズの場合。
エピソード1を一人でつまらなくしていたジャージャー・ビンクスがおとなしくしていたのもOK。あいつ、日本人のメタファーなんだよなー。
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