いきなりだけど、山形といえばどんなイメージ?さくらんぼ、花笠、最上川、蔵王、おしん(笑)……でもワールドワイドでいえば、もっとも有名なのは文句なくドキュメンタリー映画祭だ。
地元にいるとわかりづらいかもしれない。でもほんとなんですよ。映画人だけじゃなく、わかっている人はみんなこの時期に山形詣でだ。ある意味、東京国際映画祭よりもメジャー。ここまでに育て上げ、営々と補助金を出し続けた山形市はえらいっ!ほんとにえらいっ!
……と、上から目線で語りながら、実は参加したことないですわたし。
「だって10月に山形に行く用事ってないんだよな」
山形国際ドキュメンタリー映画祭のプレイベントとして(と同時に庄内ドキュメンタリー映画友の会上映会として)「アメリカ通り」の鶴岡まちキネでの上映にたずさわっている同級生に話すと
「なに言ってるんだ。用事はね、つくるものなんだよ」
「はー。お前は地方公務員の鑑だよ」
American Alley「アメリカ通り」は、ソウル北方の東豆川(トンドゥチョン)市にある。市の面積のおよそ40%を米軍基地が占めていて、歓楽街が基地村としてタイトルのような呼ばれ方をしている。韓国人にとって、あまりふれられたくない部分。
かつては多くの韓国人女性が働いていたが、現在はロシアやフィリピンからの出稼ぎが増えている。経済。
この街をあるものは結婚して出て行き、あるものは逃げ出し(そして再び引きずりこまれ)、あるものはここで死んで行く。娼婦の、典型。
監督の視線はとてもあたたかいが、娼婦たちのその後を告げる字幕(→事実)はとても冷厳だ。その事実がいいとか悪いとかの以前に、娼婦の日常がありのまま画面に投げ出されていてすばらしい。真の意味でのドキュメンタリーたりえている。
40年以上この街に住み、ひっそりと死んで行ったKとよばれる韓国人女性が、実は日本語が話せるという事実からも、日本人観客のひとりとして考えさせられる。
「すごいな。いつもこのレベルの作品を上映してるのか」
「次も来いよ」
「うん。」
次回上映は10月17日(木)19:00 鶴岡まちなかキネマで「ブアさんのござ」ぜひ。
オヴリビオン見ました(^O^)
なかなかグーでしたね、最近トム・クルーズも頑張っていますなぁ。
アンドリュー・ワイエスの「クリスティーナの世界」が出て来ましたが
意味が良く分からん(ーー;)
足の不自由なモデルのクリスティーナを題材にした
絵ですが、遠くに見える家と 人類の行方をどうこうと言うのも
安易な設定みたいデスね(ーー;)
でも映像は美しかったし、オリガも良かったしマァ良いか(^O^)
トムはアウトローの第二弾が見てみたいデスね\(^o^)/
ボロクソに言ってるヤツもいるようだけど、
アダムとイブが複数形になって……って展開は
すげー面白かった。
ワイエスについては、閉ざされた世界を象徴している
んだと単純に思ってました。
あまりにも有名な絵を使ったんじゃねーかとも(^o^)