事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

さよなら鶴岡まちなかキネマPART2

2020-05-25 | 映画

PART1はこちら

「先般の発表のとおり、鶴岡まちなかキネマは、2010年(平成22年)の開館以来、大変多くのお客様にご利用いただいてまいりましたが、諸般の事情により、去る2020年5月22日(金)を持ちまして閉館いたしました。

皆様の長きにわたるご愛顧に心より感謝申し上げますとともに、突然の閉館となり、ご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます」

今日届いた文書。うううう。

カメラを止めるな!しか行ってないですけど」

「一回も行ってないですけど」

お前たちのような連中が多いから(笑)

あの、祝祭のような場が十年存在していたことをまずはありがたいと思う。あのロビーで、ボーッと開映を待っている時間こそがわたしの人生でいちばん幸せな部分だったのではないかと。

この映画館で最初に見たのは「スラムドッグ$ミリオネア」で、最後に見たのはこの「ナイブズアウト」でした。

ああ、これでわたしの老後の計画は大きく狂った。平日の朝からここに通おうと思っていたのに。バリバリ通おうと思っていたのに。


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2 コメント

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まちキネロスです… (ぱたた)
2020-05-26 09:42:56
文書は我が家にも妻と連名で届きました…
先週末、家飲みしながら妻と悔し涙です…

以前同窓会に行くとまちキネを時代劇専門館と思っている人がいたり、
同僚でもまちキネで上映しているのに何故か〇川に行ったり…と
もっと地元:鶴岡の映画館愛せよ!と強く言いたくなりました。
私のような10年で368回鑑賞ではなくとも、せめてワンシーズンに
1回でも観に来てくれる方が多ければとも思いました。

履歴は当時5歳のおちびと『それいけ!アンパンマン 
だだんだんとふたごの星』が最初で、
休館前日の4/18に観た『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』
(2日間のみ上映)が最後でした。
前者は子供の隣ではじめて感涙し、
後者は客入りが結構良く秀逸なミステリーでしたね…。

私もリタイヤ後夫婦でまちキネに通うつもりでしたが、
5/22にご挨拶行った時支配人が「(年配の方で)やっと
鶴岡に戻れてこれからまちキネ鑑賞を楽しみにしていた」
方も多くいるとの事でした。
因みにその時たまたま報道の方もいて、まちキネ前で
社長の最後のご挨拶の場に遭遇しました…あぁぁ悲しい…

一応5/25~6/14(10~16時)迄、チケット等払い戻しの為
まちキネは開館しているようです。館内見学できる
最後の機会なのでは…?こちらは5/31か最終6/14計画中です。

「ディノスシネマズ札幌劇場」はCFで復活のようです…
https://www.sugai-dinos.jp/cinema/sapporo/topics/2020/05/11/697/
こんな風にまちキネ復活出来ないかとも思っていますが…

まちキネロスが酷いので長々すみませんでした…
うううう。 (hori)
2020-05-26 18:34:01
どれだけの欠落なのかをなくなって知る
という情けない状態。
荘内銀行だってがんばったんだろうと
つくづく思う。
交渉した相手についてもいろいろと考える
けれどね。
よく考えると、おちびちゃんにとっては子ども
時代を網羅した十年。
ある意味、幸福だったと思うことにしよう。

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