三人の人間を殺す。完璧な準備を整え、自らには一切の嫌疑がかからないような殺害計画で。
標的はいずれ劣らぬ若き美女たち。「破滅」を避けるためには、彼女たちを殺すしかない…しかし、事態は思わぬ方向に転がりはじめる…。
またまたやってます石持!連続殺人犯の方を被害者に仕立てる無理矢理さ。なぜ主人公は3人の女性を殺さなければならないのか、殺人をくりかえすうちに追いつめられている過程がスリリング……というよりかなり笑える。
殺人とセックスの境目に徹底的にこだわるあたりも(掲載誌→『問題小説』へのサービスもあるのだろうが)石持らしい。タイトルが意味深。
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