いかにも浅田次郎らしい泣かせの表題作もいい。しかしわたしは、太陽暦を採用する新政府に抗うことで武士であることを示す「西を向く侍」(ニシムクサムライ、です。うまいタイトル)の切れ味を買う。時代小説であることで、読者の側も浅田の「うまさ」を嫌みなく受け取ることができるのだ。それにしても、太陽暦の採用が明治政府の財政が払底していたから(一ヶ月分の公務員給与が浮く)とは知らなんだー。
太陽暦が日本の商習慣とまったく相容れなかったこともお勉強できます☆☆☆★★★
いかにも浅田次郎らしい泣かせの表題作もいい。しかしわたしは、太陽暦を採用する新政府に抗うことで武士であることを示す「西を向く侍」(ニシムクサムライ、です。うまいタイトル)の切れ味を買う。時代小説であることで、読者の側も浅田の「うまさ」を嫌みなく受け取ることができるのだ。それにしても、太陽暦の採用が明治政府の財政が払底していたから(一ヶ月分の公務員給与が浮く)とは知らなんだー。
太陽暦が日本の商習慣とまったく相容れなかったこともお勉強できます☆☆☆★★★
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