オランダせんべい

Ｗ杯、次も勝つぞ「オランダせんべい」半額だ！

サッカー・ワールドカップ南アフリカ大会で、日本代表が19日に優勝候補のオランダと対戦することを受け、山形県酒田市の酒田米菓（佐藤洋社長）が18、19日の両日、県内の生協で主力商品の「オランダせんべい」を半額で販売することを決めた。

オランダせんべいは、地元産米にこだわった元祖薄焼きせんべい。庄内地方の方言の「おらだ（私たち）」と洋風のイメージの「オランダ」をかけている。

　日本代表が、オランダとの試合に臨むのに合わせて、「オランダを食べてしまおう」と企画した。

　普段は1袋20枚入りで税込み136円だが、両日は県内の生協全11店で半額の68円で販売する。11店で計6000個の商品を用意するという。

　同社の義田高文・営業本部長は、「オランダせんべいを食べながら日本代表を応援してほしい。南アフリカで戦う日本代表の力に少しでもなれれば」と話している。

（2010年6月16日 読売新聞）

……ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ。

日本がなぜか勝っちゃうわ、優勝するに違いないと思ってたスペインが負けちゃうわ（W杯が“パスまわし選手権”だったら文句なしに優勝だけどなあ）、どうなってんだW杯。まあ、そんな番狂わせも含めてのお祭り騒ぎ。

手のひらを返したように岡田ジャパンへの賞揚はつづく。節操がないにもほどというものが。負け惜しみみたいだけどちょっとここで意地をはってみよう。

わたしはどうしても岡田の“密集して相手の強みを消す”戦法が好きになれない。もっと正直に言うと『外国人が戯画化する日本人』そのものに見える岡田自身もどうにも。

んなこといったって勝ち点3はゆるがない？

確かにそうだ。でも、勝つとすれば初戦であり、カメルーンしかなかったとは誰しもが考えていたはず。

おまけに、予選の段階からめちゃめちゃに運のいい対戦相手だったことも忘れてはいないでしょ？オシムに夢を抱いた日本人なら、どうしたってこの岡田賞揚に釈然としない思いが残るのではないだろうか。岡田流が日本スタイルになるのってどうなの。

それはともかくオランダせんべい。

めちゃめちゃにおいしいですっ！子どものころから何千枚と食べてきたわたしが言うのですからまちがいはございません。山本リンダが困っちゃうCMをやっていた（ホントよ）ころから、酒田のこどもは酒田米菓の工場見学が必須だったし、オランダせんべいや鏡せんべいに耽溺してきたのだ。

海外進出もほどよいところで手を引いたり、経営のセンスもいい。がんばれ酒田米菓！

……で、まさかこれでオランダには勝たないよなあ。