事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「橋本治と内田樹」橋本治+内田樹 筑摩書房

2010-04-04 | 本と雑誌

Hashimotoanduchida タイトルがすべてを物語るではないか。まっとうなことを語っていたらいつの間にか変人あつかいされ、しかし変な時代になったものだからやはりいつの間にか誰もに救世主のようにあがめられる男たち。

おそろしいほどに立ち位置が共通した二人の“先達”のトークが面白くないわけがない。これもまた結構な対談本でした。

仕様としては、内田樹によって橋本治の創作の秘密が暴かれていく……なのに、ところどころに内田らしい本音がしこんであって笑える。「教師に教育力なんてものがあると期待する方がどうかしている」とか。さすが、教師の発言なり。

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