【公式】ザ・ブルーハーツ「情熱の薔薇」【6thシングル(1990/7/25)】THE BLUE HEARTS / Jyounetsu No Bara
第17回「三方ヶ原合戦」はこちら。
三方ヶ原合戦の真相はこうだったんですよというタイトルであり、同時に古沢脚本の、「シン・三方ヶ原合戦」だった回。
とにかく大敗北。家康の死は免れない。そこを、家康の甲冑をつけて身代わりになることを選んだのが夏目吉信(甲本雅裕)。家康はもちろん激しく抗う。
これまで、彼の名前を覚えられなかったのはなぜか。なぜだったのか。自分を幼いときに守ってきた名前と違ったから、という設定は泣かせる。そして彼は、自分の名を守り、家康を守り、そして後に漱石という日本文学の金字塔を打ち立てる。
吐く息がすべて自分への評価を求めるような織田勢と違い、家康のまわりはとにかくこの弱い殿様をなんとかしようという構図に押し込めている。
それはおそらく一面では正しいんでしょう。井伊直政(板垣李光人)が、本来は家康を殺そうとしたのに、彼の敗北を呆然と眺めているあたりの描写が渋いですし。
そうですか信玄が死んだのって50代ですか。いろいろと考えます。家康が最後に勝ち残ったのは“長命だったから”ですもんね。そのころから世田谷食品とかの通販はやってたのかしら。
いやしかしこの大河のキャストはすごいな。リリー・フランキー、古田新太、ムロツヨシが一堂に会しているのである。収録後にどんだけ飲んでんだって話でしょうか(笑)。
さーせん。いろいろ言いながら、わたし、この回で泣いてしまいました。甲本兄弟についてはいつも迷います。どっちがお兄さん?
第19回「お手付きしてどうする!」につづく。
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