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YouTube: Little River Band - The Night Owls(Live 1981)
2012年5月号「へき地の“ポイント”」はこちら。
今月からシリーズで、期限付職員のことをとりあげます。格差社会がどうしたの、派遣の定着化をどう考えるかとかいろいろと論議はされているものの、なんのことはない、学校という業界だって非正規(この呼び方もいかがなものかと思う)職員なしには立ち行かなくなっているのです。
たとえばうちの学校はどうか。この学校の構成はこうなっています。
①校長……1名
②教頭……1名
③主幹教諭……0名
④教諭……32名
⑤養護教諭……1名
⑥事務主査……1名
⑦講師……1名
⑧非常勤講師……1名
⑨主事……1名
⑩技能主任……1名
⑪技能士……1名
⑫給食補助……2名
⑬図書専門員……1名
⑭学習支援員……3名
⑮スクールカウンセラー……2名
⑯教育相談員……1名
休職者を含めて総員で50名。このなかで、いわゆる期限付な職員は13名もいます。26%。つまり4人にひとりは期限付なのです。
長々と羅列したのは、そのことがいいとか悪いとかを言いたいのではなく、現実にそうなっているのだということを確認してほしかったわけ。×島も県費だけで43%が期限付ですし、正規雇用だけで成り立っている学校は(少なくとも酒田では)皆無だと断言できます。
もしもうちの学校が完全正規雇用のみだったとしても、給食は社員の流動性が高い(気を使った表現)ことで有名な業者に提供されていたりもしますし、ICT支援員や各種メンテナンス業者は派遣職員であることが多いのが実態。
さて、次号からはその期限付職員が、いかにしんどい思いをしているかを特集。まもなく二年生が職場体験に出ます。彼らはその業界の何を見てくるでしょうか。PART2につづく。
本日の一曲は、日本語に直訳すれば小川楽団の「夜梟」。