沖縄で一番きれいな海だからと地元の人に勧められて古宇利島へドライブしました。
古宇利島(こうりじま)は沖縄本島の中央あたりにある名護市の北側の今帰仁村(なきじんむら)にあります。沖縄県国頭(くにがみ)郡今帰仁村古宇利島は、面積3.1平方キロ、周囲7.9km、人口350人の小さな島です。
2005年2月、通行料金無料の橋としては日本一の長さの全長1960mの古宇利大橋が開通しました。
古宇利島へは、国道58号の羽地大橋を渡って110号へ左折し、奥武島を経て屋我地大橋を渡り、屋我地島を通り抜けて、古宇利大橋に入ります。
古宇利大橋の両側の海は、見事なエメラルドグリーンで吸い込まれるような美しさです。当日は曇っていたのですが、それでも透き通るようなさわやかな水色の海でした。橋も優美な姿をしています。橋の建設前後で美しい海の色が変らなかったことが、建設した会社の自慢だそうです。写真では暗い色になっていますが、実際はあざやかなエメラルドグリーンでした。
観光客の車は島の周回道路のみで、島中央部には住民以外は入ってはいけないのですが、橋を渡ったビーチで案内の紙を配っていたCAFÉ フクルビに行きました。橋が一望できる別荘を改築した宿、レストランで、庭にはディゴが咲き始めていました。
ディゴは初夏に真紅の花が咲くマメ科の落葉高木で沖縄県花に指定されています。ディゴの花が良く咲くとその年は台風が多いと言われています。
この古宇利島は沖縄北部では外せないポイントだと思います。
今帰仁城跡(なきじんじょうせき)
13世紀ごろに作られ始めた城跡で、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」と看板のあるように世界遺産に登録されています。グスクとは城のことです。本部町(もとぶ)の505号線から南に入ったところにあります。
正門左側の石積みの城壁は大隈(ウーシミ)と言い、戦時に備え馬を養い、兵馬を訓練した場所で、最も高い石垣が築かれています。主郭(本丸)から裏に降りるところには木組みが作られていました。
なお、駐車場手前には城から出土した陶磁器などを展示した今帰仁村歴史文化センターがあります。