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いざ!涸沢へ 憧れの涸沢カールその3

2022-10-16 | ゆる山登山・ハイキング
10月10日(月)

上高地〜明神 約1時間
明神〜徳沢  約1時間
昨日徳沢ロッヂに宿泊できたおかげで
出発もゆっくり、体力も2時間分温存できました。

徳沢〜横尾 約1時間
上高地から本格的な登山口まで合計約3時間
平坦なハイキングコースとはいえ、
流石に飽きてしまうそうです。
おまけに当初の予定では
徳沢ロッヂが予約できなかったので、
上高地バス停付近の宿に泊まるか
行事の延期具合によっては泊まらないで
夜行バスで行ってそのまま歩き始めたかも…
徳沢に泊まれて本当にラッキーでした。

横尾に行く途中にいきなり猿に遭遇しました。
なんか遠くで獣の鳴き声するねー
なんて言ってたら、いきなり足元にいて
びっくりです。無心で何かを食べていました。
刺激しないようにそーっと通過



9:20
横尾到着

「河童橋から梓川左岸のなだらかな道を
ゆっくり歩いて約3時間(11km)。
明神を過ぎ徳沢を経て、比較的ゆるやかな山道を行くと
その先に奥上高地・横尾があります。
ここは上高地バスターミナルや賑わう河童橋付近とはひと味違い、
静寂に包まれたひときわ美しい場所。
めずらしい山野草や鳥たちが出迎えてくれます。
槍ヶ岳へ、涸沢・穂高岳へ、そして蝶ヶ岳から常念へ…
横尾は北アルプス登山の起点。
心引き締めこれから頂を目指す人、
山から下りてきて達成感に浸る人、
様々な登山者の思いが交差する場所でもあります。」
上高地公式webサイトより

北アルプス登山の起点だけあって
早速入口の横尾登山相談所で登山届けを提出。
山岳救助隊?のお兄さん達はきびきびして優しくて
本当に親切。山男にゃ惚れるわ〜

トイレを済ませて本格的に準備をしていたら
少し晴れ間が見えました!
写真に撮ったつもりでしたが…
結局、この後晴れることはなく、ずっと雨でした。



レインウェアに不安があり
ポケットにスマホを入れておくのも心配だったので
完全にザックの中にしまってしまいました。
ここから涸沢カールまでの写真はすべて
山ガール先輩が撮ってくれました。ありがとう!

9:45
横尾大橋の前で
登るぞー!の決意表明



なのに、横尾を渡ってすぐ靴紐が緩んでいるので
結び直しました。(^◇^;)


道が少し細くなって登山道らしくなりました。
まだまだ緩い平坦な道なので
おしゃべりを楽しみながらの道中
横沢を出て15分くらいした所

突然3メートル先のクマザサの道を右から左に



ドーン!!!!!!!!!!!!
真っ黒な塊が横切りました。



(写真は翌日下山する時に、この辺りかなあ
と思い出しながら撮りました。
もちろん書き加えた黒い物体はイメージです。笑
分かりやすいように頭と足を付け加えましたが
実際に見たのは丸々とした黒い身体が
ドーンと駆け抜けた感じです。)

黒い物体、紛うことなく大きな熊でした。
一瞬のことでしたがその衝撃たるや!
先を歩いていた私は思わず後ろを振り向き、
見た?と無言で確認。
2人ともその場に立ちすくみ
熊が戻ってこないかドキドキドキドキ
至仏山の麓でも熊の親子を見物しましたが
その時は野生の動物園感覚。
こんなに突然至近距離で遭遇することがあろうとは!
しばらくは動悸が止まりませんでした。

横尾から登山道に入り人も少なくなってきたので
山ガール先輩が熊鈴を出して鳴らしてくれていました。
流石の判断力です。
それがなかったらどうなっていたことやら。
熊もびっくりして駆け抜けたのでしょう。
私も熊鈴を持ってはいますが家に置きっぱなしでした。
飾りじゃないのよ熊鈴は!!ハハーン!!
今まで可愛い熊鈴との出会いを待つ、とか
くだらないことを言っていた自分に喝!!
涸沢ヒュッテですぐさま購入、下山時には装着。
熊は山に住んでいます。確実に。

さて、気を取り直し、といってもしばらくは興奮状態。
最初に会った下山者に注意喚起
横尾の事務所?に伝えてもらいました。

雨は蕭々と降り続きます。
雨の影響でできた滝かな?
屏風岩にとうとうと流れ落ちています。


Photo by M

こちら屏風の頭でございまーす。多分


Photo by M


Photo by M


Photo by M

本谷橋を越えたら、橋の右岸に休憩適地があるという
楽しみを励みに歩いていましたが
雨がますます強くなり
徳沢ロッヂで一緒だったシニア女子団体さんもいたので
そこでの休憩は断念

屏風側の道は石ゴロゴロでそしてもう小川状態


Photo by M

まさにこれ!写真撮ってくれてありがとう!


Photo by M

すごかったなー
夏に苗場山からの大雨の川下りの時は
靴も靴下も中までずぶ濡れでしたが
今回は靴を新調したので全く濡れませんでした。(^^)v


Photo by M

小休憩を挟みつつ、ひたすら上を目指します。
上りはそんなにキツくないのですが
荷物の重さが腰にきて、足がなかなか進みません。
亀の歩みでごめんなさい。


Photo by M

綺麗な紅葉に癒されます。


Photo by M

多分ここで遠くに見える
涸沢ヒュッテを見つけたのです。


Photo by M

ガリーとかガレとかとにかく通り過ぎて
(写真は晴れる予定の明日に〜、と我慢しました。)
絶景の休憩場所でカフェタイムをもう一度とり


Photo by M

涸沢荘との分岐を越え
最後の上りを頑張って

13:30
横尾から休憩も入れて3時間45分
着いたよ〜

涸沢ヒュッテ!!!



この紅葉のトンネルを上ってきたところが
今夜の宿でした。



雨の中本当に頑張った(^-^)v
涸沢カール散策に続く

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