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夏ミカンのピール作り

2015-03-15 | 料理・食事
元職場の先輩のお宅で、夏ミカンのピール作りを教わってきました。
講師は先輩のご主人様です。

毎年、お庭の夏ミカンを使って作られる「カノンの庭の夏ミカンピール」は
知る人ぞ知る絶品なんです(≧∇≦)



美味しそうでしょう~
中は柔らかくてジューシー
夏ミカンのほろ苦い味わいが程よく残っていて、やみつきになる美味しさです。



レシピを公開しても良いというお許しを得たので
覚え書きとして残します。


①夏ミカンのヘタをえぐり取る。

②表面の皮を、ピーラーで薄く均一にむく。

③皮の部分を6等分するように切れ目をいれ、ヘタの部分からむいて実からはがす。



ヘタの部分からはがすのは、なるべく白い部分を皮に残すためです。
普通のミカンの皮をむく時もそうすると、白い筋が簡単に取れますよね。
残った実は、そのまま食べるか、ジュースやジャムにするか、焼酎で割って飲むかされるそうです。
私は酸っぱいのが苦手なので、活用法を考えます。


④はがした皮をさらに2~3等分する。



⑤皮を鍋に入れ、かぶる位の水で3回茹でこぼす。
(沸騰して5分弱火で煮ること…3回繰り返し)



⑥皮の重さを計り、約7割の量の砂糖を用意する。

今回は8個の夏ミカンで皮が810g、砂糖は560gにしました。
カノンの庭では普段、6個の夏ミカンで500gの砂糖を使用されているそうです。

⑦砂糖の3分の1量を入れ、中火であぶりながら、全体にまぶすように鍋を揺すって砂糖を溶かしていく。
木べらを使ってもよいが、皮が切れてしまうことがある。
うまく砂糖が染み込んでくると、皮の1枚1枚に透明感がでてくる。





これがなかなか熟練の技のようです。
自分でやってみないことには、うまくできるかどうか分かりません。

同じことを3回繰り返し、皮に砂糖を染み込ませます。
だんだん水分が出てくるので、鍋を返すときに危ないそうです。飛び跳ねを避けるにはパスタ用の深い鍋がいいかもしれない、というとこでした。


⑧焦がさないように煮詰める。



ここで油断してしまうと焦がしてしまいます。
私なら絶対に別のことをしたりぼーっとしたりしてやりかねません。
その場合は、チョコレートコーティングしてなんとか使うことはできるそうです。
でも焦がさないよう、ここは集中‼︎ですね。


⑨水分がなくなる直前に、弱火(とろ火)にする。集中‼︎
半透明になり艶がでる。



10.とろ火で鍋を温め続けながら、皮を一つ一つグラニュー糖にまぶしつける。




上からグラニュー糖をかけて一度にまぶすこともできますが、だまになったりムラになったりするので、やはり一つ一つ手間暇かける方が綺麗に仕上がるそうです。

11.重ならないように並べて一晩ほど乾燥させる。




カノンの庭の夏ミカンピールが自分で作れるようになるとは本当に感激です。
でも今日はほとんどご主人様にやっていただいたので、実際に全部自分でやってみないといけませんね。
忘れないうちにチャレンジします。



教えてくださり、ありがとうございました‼︎


夏ミカンピールとカノンの庭の見事なミモザの黄色、春を告げる風物詩ですね。




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2 コメント

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Unknown (かずちゃん)
2015-03-19 22:04:11
夏みかんピール作りは、連れ合いも何回か作りながら、砂糖の割合、煮詰め方を覚えたようです。

チャレンジしてみてください。
作り方をいろいろ工夫してみるといいかもね。
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丁寧な仕事 (笹百合)
2015-03-20 00:10:27
一つ一つの工程を丁寧に、が美味しさのコツなんですね。

庭になっている夏ミカン
ご夫婦の絶妙な掛け合い
毎年繰り返される宝物のような気がしました。


カノンの庭、全てが素敵です。
ありがとうございました。
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