一人時間

庭・猫・娘・私の時間

上高地 憧れのニリンソウ散策 徳澤〜明神

2024-05-13 | ゆる山登山・ハイキング
昨日はチェックインの時間に追われながらも
ニリンソウの群れに心を奪われたコース

今日はゆっくりと時間をかけて心ゆくまで楽しもう。

昨日やっと電話が通じた所


今日は水辺まで下りて梓川の水に手を浸してみる。


梓川は槍ヶ岳に源を発しているそうです。








一昨年は雨の後で水たまりも多く
この木の株の上を歩きました。


時間に追われてないので
あっちキョロキョロ、こっちキョロキョロ

クサソテツかな




これくらいの展開しかけの葉っぱが好き


気持ちの良い林の道


野鳥も。ベレー帽かぶってるからコガラかな。


このコースのニリンソウの魅力は
とにかく見渡す限り、奥まで奥まで続いていること


どこを見ても見えなくなるまで白の絨毯


倒木更新のお手本のような姿
自然の営みが目の前に。




















ハシリドコロ


ここにも最後のタカネザクラ


肉眼ではもっと感動的に、
白く縁取られた道が目に飛び込んできます。




歩きながらでは無理かな、と思っていましたが
帰り道でも緑花を見つけることができました。












この花は全部緑色です。








ミヤマ(シロバナ)エンレイソウ




エンレイソウ


ユキザサの仲間でしょうか


このサンカヨウの花びらは
少しだけ透けているような気がします。




















誰も足を踏み入れない、
誰もみることもない、そんな山の奥の奥まで
ひっそりと群れて咲くニリンソウ。
公園の花畑とはそこが根本的に違う。
だから山野草に惹かれるのだと思う。
誰に褒められなくても誰にお世話されなくても
自分の力でただそこに咲く。
その姿に感動する。


















ヤマエンゴサク


レディージェーン色












この辺りはサンカヨウが沢山


もし雨の日に来ることになったとしても
ニリンソウが開いてなかったとしても
透明なガラス細工のような
サンカヨウの花びらに会えたら
それはそれで嬉しいと思う。

隣に生えているのはツバメオモトかな?


オオカメノキ



ビュンビュン生えてきてる赤茶色の若葉は何かな?


ツバメオモト






明神岳


9:44そろそろ明神です。


昨日は急いで上がったので45分でしたが
今日はのんびりじっくりと
1時間以上かけて下りました。

素敵だった。このコースは何度も何度も歩きたい。



上高地 徳澤の朝

2024-05-13 | ゆる山登山・ハイキング
5月12日
いつも通り5時に目が覚める。
相部屋の方もものすごく静かで
正直全員で何人だったのかいまだに謎。

身支度を整えて徳澤散策に出る。





今日は曇り空


ニリンソウはまだ眠っていました。






同宿の70代くらいのおじさまと立ち話。
昨日は何泊するか決めてないと
おっしゃっていました。最高の自由。
同じ神奈川の方。
「もう何十年も通っている上高地と山々。
できなくなってからでは遅い、
歩けない、食べられない、となる前に
後悔しないように何でもやっておこう。」
とのことでした。心にしかと刻みました。
(でも忘れてしまうからここに書きました笑)











少しだけ、もっと奥の横尾方面に歩いてみることに


前にMさんと歩いた道は通行禁止に



河原を歩いて、橋を渡って右岸に渡るようです。
ここでもすれ違った60代くらいのおじさまと立ち話。
山の空気は人を近づけてくれますね。



森を出たら突如として 
荒涼とした広い河原に出るというこの景色は

フルーアルプ小屋に向かう途中の
あのモレーンの空間に似ています。

周囲には雪を残した急峻な山々
清らかな梓川の水の流れ、豊かな緑・緑・緑
花々に囲まれて気持ちよく伸びるハイキングコース
昔から観光地として登山口として開けてきた土地柄
上高地を歩きながら
ふとスイスの山歩きを思い出します。


橋は渡らずに戻ってきました。


朝ごはんに間に合うように、
6時半になったら引き返す、と決めていました。






カラマツの新緑の色は独特で美しい。




タカネザクラ 最後の花びら


秋にはこの木の見事な紅葉に疲れを癒されました。




ニリンソウも少し開いてきたかな


ヤマネちゃんも緑花見つけて大喜び




薪ストーブの前で皆さんもそれぞれ朝食待ち


ぜーんぶ美味しくいただきました。
前日、涸沢に向かう途中で体調を崩し
グループから離れ1人ここに急遽泊まった、
というご婦人も。
ガイドさんが荷物を持って横尾まで送ってくれ
その後ダッシュで登って行ったとのこと。
分かるわ〜ガイドさんの底力。






出発は8時半、と決めていたので
荷造りが済んだ後は、のんびりとカフェタイム
徳澤ロッヂのシフォンケーキも食べたかったけれど
朝夕と充実したご飯でお腹いっぱい。
それはまた今度。


地図を見て今日の寄り道を検討


宿の方にお願いして撮ってもらいました。
行きも帰りもTシャツに7部パンツ
アームカバーと膝サポーターのみ。
1日目は暑くてコートは脱ぐ。
早朝と夜は、ダウンを着用。


お世話になりました。また来まーす!


会いたかった!ヤマエンゴサク




みーつけた!緑色


このニリンソウは花びらが長くて優雅




ほんのりと紅色に染まった花びらも。
勝手にレディージェーンと名付ける。




徳澤ロッヂ前にはたくさん幸福が。


ではいよいよ去ります。




多分私にとって今年最後のサクラ




桜から覗き見る景色も優しかったことでしょう。


ありがとうございました。さようなら。


明神に向かって戻る。



ただいま〜

2024-05-13 | 
夜8時半ごろ家に着く。
外に見に行くとやっぱり咲いてた!
ただいま〜会いたかったよ〜


翌日は一日中雨の予報だったので
まだ雨が降ってない夜のうちに鉢を移動。



今朝はじっくりとご対面














年に一度
それも数日しか会えない
あ、どの花も大体そうだった。



上高地 徳澤ロッヂで何もしないをする

2024-05-13 | ゆる山登山・ハイキング
今夜の部屋は女性相部屋

前回は直前キャンセルが転がり込んできたので
豪華な和室でした。

徳沢ロッヂでの山時間 憧れの涸沢カールその2 - 一人時間

徳沢ロッヂは「蝶ヶ岳、常念岳、槍ヶ岳、涸沢、奥穂高岳への登山基地として、昭和31年から多くの岳人や写真家から親しまれてきた山小屋」だそうです。そんな古い歴史を持...

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今回は2日前の思いつきでしたが
相部屋のみ空いてました!
カーテンの閉まってないところをお使い下さい
と言われて、下が空いてればいいなあと思ったら
下しか空いていませんでした。
若い人は上が好きなのね、と思っていたら
実は今日は相部屋は満杯ではなく
全員で3人だったようです。
(下を使って欲しかったのね)
ヘルンリ小屋を思い出し
手前の出入り口に近い場所を選択。


中には仕切り棚や


荷物かけ、コンセント、ミニ電気もあり
山小屋の相部屋としては文句なしです。


17時から夕食なので
それまで身軽になって徳澤の散策へ。








徳澤キャンプ場は
元はといえば牧場だったそうです。


徳澤ロッヂを取り囲むニリンソウ




16:36


ナルコユリの仲間なんだろうな。


左側の炊事小屋では、
何やら忙しそうに作っている気配
夕餉の支度をしている時間帯ってノスタルジー




徳沢園「氷壁の宿」

涸沢帰りにここで名物のカレーを食べました。

下山  憧れの涸沢カール最終章 - 一人時間

10月11日6:30には靴を履いて出たのですがテラスで名残を惜しんでいたので下山開始は7:00になりました。お世話になりました。昨日は雨の中とにかくゴールを目指しましたが今...

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翌日着るTシャツ・バーム・花図鑑をここでGET
(庶民的で可愛いグッズ多数♡)




「No Moutain No Life」
恥ずかしげもなく着る。ここは山だから。

バームはこういうこと。







キャンプ場周りのニリンソウには立ち入り禁止


ここは天国なのかな…


ずっとここで夕暮れを待っていたい…


太陽は山の影に隠れてしまいました。








ニリンソウの隣で群生しているこの花


花だけ見るとヒトリシズカに似てるけど
葉っぱが違う。何なのかな、気になる。
(6.3追記 フッキソウ なのかも)




見つけた!!!
緑のニリンソウ


一個見つけたら次々と見つかる。


難しいことは分かりませんが
とにかく見つけると幸せになるんだって!


良かった、良かった。


















ロビーで17時になるのを待ちます。








ぜーんぶ平らげました!ご馳走様でした!


ゆっくりとお風呂に入って部屋に戻ったら、
隣のブースには小窓がついてた!
しまった!こっちにすれば良かった。


敷布団、掛け布団、枕カバーと
全て清潔なシーツをかけます。


ロビーと相部屋は9時消灯。
それまでロビーでのんびりと過ごします。

ヤマネ、先輩に会う!かと思ったらオコジョだった




ホットカルピスを飲みながらブログ編集


星空を見ようと外に出てみましたが
空が曇ってきたのかそんなに見えない。


ヘッデンを持ってはいましたが
1人で散策する勇気はない。


暖炉の前でうとうと


何もしない贅沢時間