一人時間

庭・猫・娘・私の時間

上高地 徳澤の朝

2024-05-13 | ゆる山登山・ハイキング
5月12日
いつも通り5時に目が覚める。
相部屋の方もものすごく静かで
正直全員で何人だったのかいまだに謎。

身支度を整えて徳澤散策に出る。





今日は曇り空


ニリンソウはまだ眠っていました。






同宿の70代くらいのおじさまと立ち話。
昨日は何泊するか決めてないと
おっしゃっていました。最高の自由。
同じ神奈川の方。
「もう何十年も通っている上高地と山々。
できなくなってからでは遅い、
歩けない、食べられない、となる前に
後悔しないように何でもやっておこう。」
とのことでした。心にしかと刻みました。
(でも忘れてしまうからここに書きました笑)











少しだけ、もっと奥の横尾方面に歩いてみることに


前にMさんと歩いた道は通行禁止に



河原を歩いて、橋を渡って右岸に渡るようです。
ここでもすれ違った60代くらいのおじさまと立ち話。
山の空気は人を近づけてくれますね。



森を出たら突如として 
荒涼とした広い河原に出るというこの景色は

フルーアルプ小屋に向かう途中の
あのモレーンの空間に似ています。

周囲には雪を残した急峻な山々
清らかな梓川の水の流れ、豊かな緑・緑・緑
花々に囲まれて気持ちよく伸びるハイキングコース
昔から観光地として登山口として開けてきた土地柄
上高地を歩きながら
ふとスイスの山歩きを思い出します。


橋は渡らずに戻ってきました。


朝ごはんに間に合うように、
6時半になったら引き返す、と決めていました。






カラマツの新緑の色は独特で美しい。




タカネザクラ 最後の花びら


秋にはこの木の見事な紅葉に疲れを癒されました。




ニリンソウも少し開いてきたかな


ヤマネちゃんも緑花見つけて大喜び




薪ストーブの前で皆さんもそれぞれ朝食待ち


ぜーんぶ美味しくいただきました。
前日、涸沢に向かう途中で体調を崩し
グループから離れ1人ここに急遽泊まった、
というご婦人も。
ガイドさんが荷物を持って横尾まで送ってくれ
その後ダッシュで登って行ったとのこと。
分かるわ〜ガイドさんの底力。






出発は8時半、と決めていたので
荷造りが済んだ後は、のんびりとカフェタイム
徳澤ロッヂのシフォンケーキも食べたかったけれど
朝夕と充実したご飯でお腹いっぱい。
それはまた今度。


地図を見て今日の寄り道を検討


宿の方にお願いして撮ってもらいました。
行きも帰りもTシャツに7部パンツ
アームカバーと膝サポーターのみ。
1日目は暑くてコートは脱ぐ。
早朝と夜は、ダウンを着用。


お世話になりました。また来まーす!


会いたかった!ヤマエンゴサク




みーつけた!緑色


このニリンソウは花びらが長くて優雅




ほんのりと紅色に染まった花びらも。
勝手にレディージェーンと名付ける。




徳澤ロッヂ前にはたくさん幸福が。


ではいよいよ去ります。




多分私にとって今年最後のサクラ




桜から覗き見る景色も優しかったことでしょう。


ありがとうございました。さようなら。


明神に向かって戻る。


この記事についてブログを書く
« ただいま〜 | トップ | 上高地 憧れのニリンソウ散... »