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グリュッチアルプへトレッキング② その1山と花 8.21

2023-09-17 | 2023 Switzerland
8.21 8時過ぎ 下山開始

ロープホルン小屋(1,955m)から
グリュッチアルプ(1,486m)まで下り
ロープウェイでラウターブルネンまで戻ります。


いつもですが下りだけだと思うと気が楽です。
山の景色だけを楽しみながら歩ける。


Photo by アルパインツアー

今日でベルナーオーバーランド三山も見納めです。

Photo by アルパインツアー

今日は先頭チームで歩き始める。


この岩ゴロゴロの坂道、結構好きでした。
山とか足元の岩とか花とか松ぼっくりとか。 

Photo by アルパインツアー

道々ツアーガイドつーさんとガチ登山ねえ様
(全部勝手な呼び名)が 
足の攣りについての話を始めたので
すぐさま後ろについて話に加わる。
私の場合は苗場山の登頂断念以来、
ちょっと歩いても足が攣るような気がして
今回の旅もそれが怖くて仕方なかった。
8月は腰痛と猛暑日続きで
トレーニング(散歩ですが^_^;)も十分ではなく
みんなに勧められたツムラの漢方薬だけが頼り。
結果、
スイスでは一度も足が攣ることはなかったので
地形、気候、予防薬、つーさんの歩く速度など
とにかく全て良かったのでは(*^_^*)

写真を見ながら
その時の足元の道や会話まで思い出すなんて
幸せなことですね。
それもだんだん薄れていくことでしょうから
今どっぷり浸っておきます。


沢が見えてきました。


酪農農家の家まで来ました。


豚小屋です。今日ものんびり。


Photo by アルパインツアー



一旦通り過ぎましたが、
チーズ作りの様子を見ることに。



Photo by アルパインツアー

今日も無人販売機を覗く。


牛達はどこにいるかというとあの山の上ですって!


ロープウェイのように、
上から搾りたての牛乳が丁度運ばれてきました。


来ました、来ました。あと少しで到着!
次またこんな旅ができるとしたら
チーズや搾りたての牛乳を 
自由に買ったり飲んだりできたら素敵ですね。


また歩き始めます。


昨日ロープホルン小屋を初めて見た場所です。
ツアーガイドパピちゃんの頭の延長線上。
下りだとあっという間ですね。


ということはこの写真は
そこで見下ろして撮影されたのですね。
もうすぐ樹林帯です。

Photo by アルパインツアー





昨日も休憩した分岐にやってきました。小休憩。


今日はハイジの小屋風の方面に下って行きます。


ここは地味ですが高山植物好きにとっては
夢のような花畑が広がります。


華やかではないけれども可憐な花々がキラキラ✨✨

もう秋の気配ですね。


野原だけ見ていると
日本の秋の山里のようで少し懐かしい気がします。




ただ、目を上げると、これですよ!
やっぱりスイスにいます〜((o(^∇^)o))


可愛い〜〜


この岩に近づいたところで
ツアーガイドのパピちゃんが
「この岩に前にエーデルワイス咲いてたのよね〜」!!!!!
え?えええ???
(このくだりがまた長くなる予感笑)


回り込んでよくよく探すと
「あったーー!!!!!」
岩の上の方にちょこんと咲いていました。


ここですよ。


なんて可愛いの!可憐なの!感激〜!!!

前に来た時は
グリンデルワルドやツェルマットの町で
店の前に寄せ植えされたエーデルワイスは見かけたけど
自然に咲く花は見られてなかったのです。

それでもあちこちで見るスイスのシンボル
エーデルワイスにはすっかり魅せられ、
猫額庭でも種から植えて花を咲かせました。
日本でも同じ種類のウスユキソウがありますが
ウスユキソウを山で見ても
これは仲間だけどエーデルワイスではない!と
心なしか冷たくしていました。笑
今年庭の1番大きな株がなくなってしまったので
今回の旅のミッションに
「エーデルワイスの種を買うこと」があったのですが
まさか本物が見られるとは!(T_T)
Photo by アルパインツアー

こんな岩の上を誰が見るでしょうか?
本当にツアーガイドさんには感謝しかありません。
感動をありがとうございました。




花で胸いっぱい、このハイジの花畑を後に。

Photo by アルパインツアー

また樹林帯に入ります。
花を見つけながら楽しい山道

すぐそばにもエーデルワイスが咲いていました!

Photo by チーム鍋割

それだけではなく、もうシーズンが終わり
花が終わっているはずの
アルペンローゼも見ることができました!
「アルプスのバラ」という名前ですが
ツツジの仲間です。
スイス三大名花といえば
エーデルワイス・アルペンローゼ・エンツィアン
そのうち2つを実際に見ることが出来ました^ ^
(エンツィアンはリンドウ。
多分前回の旅で見ています)


上の方にあるのは花が終わった群生地
満開の時も見てみたい!


時々見える山々


目の前に突然現れる草地


可憐な花・実


本当に飽きません。


夜中の星空のたもとに灯りが見えたヴェンゲン村

この先にまた牛の侵入禁止の柵があるので
ツアーガイドつーさんが柵を押さえてくれています。
このあとすぐ、肝を冷やす滑落未遂事故がありました。
未遂なので無事で済んだのですが
自分にもいつ降りかかるかわかりません。
気を引き締めて歩きます。




また谷間に出るようです。


足元に気をつけて


あの先の坂道がこのルート最大の難所だそうです。


見上げると結構な崖


難所ですが久しぶりの上り


ぽっかりと開けました。


ここはミナヅキさんにとって
サンクチュアリとも言えるお気に入りの場所に。
そして素敵なあり得ないハプニングが起こりました。

花に興奮しすぎて長くなったので後半に続く!!!

おまけ。 ほら、これもウスユキソウ

8.18