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ルーブル美術館 冬Paris 5th(12 月20日)

2020-02-09 | 2019 France
さて、いよいよですよ。
今回のルーブルはとても楽しみにしていました。
いつもガラスのピラミッドと建物を鑑賞し
地下のお店でショッピング(^ ^)でしたが
(それでも大満足)
今日はいよいよアート鑑賞です。

それこそ何度も何度も知り合いを連れて
ルーブルを訪れている友人に
2時間半で広い館内を効率よく回る
神のルートで案内してもらいました。
本当にありがたや〜〜
1日じゃとても足りない
「名画が一堂に会する世界最大級の美術館」







チケットを購入していよいよ入場です。











内部から見るガラスのピラミッドとルーブル宮
大好きな眺めになりました。





この先の大階段の先には…


後ろ姿からもうワクワクが…
姉の目印になるレンガ色のトートは
さっきメルシーで買ったものだわ(≧∀≦)




【サモトラケのニケ】
『サモトラケのニケ』は、 ヘレニズム期の大理石彫刻。翼のはえた勝利の女神ニケが空から船のへさきへと降り立った様子を表現した彫像である。1863年にサモトラケ島で発見された。頭部と両腕は失われている。フランスのルーブル美術館が所蔵している。ウィキペディア



サモトラケ島の神殿に置かれた
勝利の女神像だそうです。



ルーブルにいる間ずっとそうでしたが
名だたる美術品を観ることよりも、
夢を叶えて震えている姉を感じる方が
より楽しく感動的だった。(^◇^;)
(美術系の姉と芸術的センスがない妹)



私は何の知識もセンスもないので
気になった作品をパチパチ撮影。
「ルーブルのすべて」という解説本を
買って満足するタイプ

どうやってこのブログをまとめるか迷いましたが
とりあえず回った順に羅列。
あの時の空気を思い出しながら。
「ルーブルのすべて」で
作品名が分かるものは付けてみました。



【若い夫人に贈り物を捧げるヴィーナスと三美神】ボッティチェッリ
イタリア、1483年、フレスコ画




【アポロンギャラリー】





絢爛豪華な装飾品が
天井から壁から陳列台まで
もうあちらこちらに







色々あったのに
キラキラの装飾品ばかり撮っていました…
特に王冠には釘付け







【アッシジの聖フランチェスコの聖痕拝受】ジォット・ディ・ボンドーネ
イタリア、1295〜1300年頃、木に油彩







看板の奥に見えるのは〜〜


Photo by Kちゃん

本物ですよ〜〜
流石にこの絵の前は行列を作って
順番を待ちます。




やっと会えました。


【ジョコンド  通称モナ・リザ】
レオナルド・ダ・ヴィンチ
イタリア、1503〜1506年頃、木に油彩



モナ・リザと向かい合った壁一面
ルーブルので最大サイズの絵画

【カナの結婚】ヴェロネーゼ
イタリア、1562〜1563年、カンヴァスに油彩



カナという村の婚礼で起きた、水がぶどう酒に変わる、キリストが成し遂げた最初の奇跡の話。
実は宗教画の多いルーブルを少しでも理解するため、昨年初めに買っておいた本。




未だに半分も読めてませんが、
この「カナの婚礼」の話にはたどり着いていました。
よかった(≧∀≦)
また続きは読んでおこう。

作品のアップ
聖母とキリストです。







裏と表で描かれています。






【グランド、ギャラリー】
長さ460mの回廊
世界最大の展示ギャラリー









【民衆を導く自由の女神】ウジェーヌ・ドラクロワ
フランス、1830年、カンヴァスに油彩





 

【メデューズ号の筏】テオドール・ジェリコー
フランス、1819年、カンヴァスに油彩




天井を見上げてため息




【オダリスク】ジャン=オーギュスト=ドミニック・アングル
フランス、1814年、カンヴァスに油彩

解剖学的事実を事実を無視した
歪んだ官能的な人体で有名




【ナポレオン1世の戴冠式】
ジャック=ルイ・ダヴィット
フランス、1805〜1808年、カンヴァスに油彩

場面はパリ・ノートルダム大聖堂
「これは絵画ではない。画面の中を自由に歩き回ってみよ。」
とナポレオンに言わせた卓越した表現。



名画の前で興奮気味の姉妹



今日もありがとねー




正面にまたニケが見えてきました。



先程登った階段



素晴らしい展示場所ですね。



今日のファッションチェック笑笑
姉  メルシーで買ったトートバッグ
私  ローラアシュレイで買ったダウンベスト
ダウンベストですむくらい、暖冬なのです。
すでに手に持っている紙袋は
「ルーブルのすべて」日本語版。^ - ^
手荷物はこの後さらに増えます。



外が暮れてきたようです。




美術を専攻し学んでいた姉にとっては
色々感慨深い場所だったようです。
来る日も来る日もデッサンしていた
美術室の色や匂いも思い出すのでしょうね。
夢が叶ってよかったね。






【アフロディーテ  通称
ミロのヴィーナス】作者不明
メロス島、紀元前100年頃、大理石









ぐるりと回る。

























ここはナイスPhoto spotでした。


Photo by Kちゃん


【瀕死の奴隷】ミケランジェロ
イタリア、1513〜1515年頃、大理石









これは巨大なポスターです。
モナリザの巨大ポスターも撮りたかったのですが失敗。





この後
いつものショップで
アルガンオイル、鈴蘭のルームフレグランス、
ハンドクリーム、娘へのお土産et cetera
買い物を楽しみいい気分で外へ

18:08




友人がベンチで調べ物をしている間に
姉妹でここでしばらく撮影会をしました。


さあ次は、明日行く予定の
オペラ座の夜景を見に行くつもりでした。
ルーブルを出て、大きな通りの信号を渡る途中
思いっきりつまづいて顔から転びました。
段差は1㎝くらいだったでしょうか。。。
歩きスマホをしていたわけでも
よそ見をしていたわけでもありません。
ただ唐突につまづいたのです。
あっという間の出来事。
手に持った荷物の中身が壊れてないか気になったこと
手と膝は付いていましたが
そこは無事でとにかく顔がヒリヒリすること
やっちまった、とかいいようがありません。
さすがジェントルマン、さっと駆け寄って言葉をかけてくれた方がいたようです。
渡りきって顔をハンカチですぐに押さえ、
この後の予定はすべてキャンセルし、
とにかく友人の後をついてどんどん歩き
アパルトマンまで戻りました。
口の中に血の味が広がっていたので
顔がひどいことになっているのは自覚していましたが
そっとしてくれる友人や姉に安心し、
とりあえず歩けることに感謝。
骨が折れなくて本当に良かった!!!!
怪我をしてこの後の旅行を台無しにしたら
友人と姉に本当に申し訳ない。

後日友人が送ってくれた写真。
まさにここで派手に転びました。
暗くてよかった〜〜
恥ずかしすぎる。。。
足の筋力が衰えているからですね。



帰ってすぐさまハンカチを外して
鏡で顔を恐る恐る見る。
思ったより酷くなかったけど
なぜ目頭の間と鼻の下(唇の上)
という顔の中で低いはずの場所を
ピンポイントで打っているのか…謎。
唇が恐ろしく腫れる予感。
顔の側面でなくて、それも良かった!
目をやられていたとしたら悲劇そのもの。


友人が知り合いのお弁当屋さんから
お弁当を買ってアパルトマンまで届けてくれました。
指先用の小さな絆創膏とマスクも。
傷は石鹸を泡立ててよく洗い
軟膏を塗って保湿しました。

日本人の方が作ってくれるお弁当なんだけど
今まで食べたお弁当の中でダントツで
美味しかった!!
これは怪我をしたからというわけではなく
文句なしに美味しかった!!!!
熱いくらいのできたての
とんかつ弁当とイワシの甘辛弁当。
パリに行った時、また食べたい。
きっと、最悪の気分で道を急いだ
あの夜の通りをいつも思い出すけど。笑
パリの思い出の味がまた一つ増えたわ。


Photo by Kちゃん


歩き倒した今日もまた。