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青森 八戸市の新緑旅 5月5日~種差海岸~

2014-05-06 | おでかけ

ビジネスホテルでの目覚め

いつも通りBSで朝ドラを2本楽しむ。

朝食バイキングでもせんべい汁をいただきました。




八戸の台所、八食センター

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水揚げされたばかりの新鮮な魚貝類も野菜もつまみもお酒も、何でも揃う市場。

夕べ食べたホヤもあります。

七厘村のコーナーでは買ったばかりの魚介類を七厘で焼いて食べられます。

地元の職場では、ここを夜貸し切って宴会するのだとか・・・贅沢!!






今日は東に向かってドライブ



道中の草花

つくし・・・全国何処に行っても気になる。

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たんぽぽ・・・どこにでもあるのに気になる

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庭先には水仙とチューリップがたくさん植えられ一斉に咲いていました。

どこか懐かしい踏切をこえるといきなり海が見えてきました。






種差海岸

司馬遼太郎 『陸奥の道』

「どこかの天体から人がきて地球の美しさを教えてやらねばならないはめになったとき、

一番にこの種差海岸をあんないしてやろうとおもったりした」




松林の向こうは砂浜

ずっと遊歩道がつながっています。

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太平洋と岩場

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振り返ったこの道は 東山魁夷の作品『道』の図案の元になったのだそうです。

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葦毛崎展望台から遊歩道に下りてみました。

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あれ、よく知ってるこの子はホタルカズラ

うちにもあります。

隣に寝そべっているのは関東たんぽぽでしょうかね。

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これが、ハマハタザオでしょうか。

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ヘビイチゴみたいだけどこの広がり方は キジムシロ(雉筵)でしょうか。

丸く広がった株をキジの座るむしろに見立てたそうです。

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ヘラオオバコ

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この種差海岸は、複雑な地形と海流の影響で

岩場、砂浜、草原、湿地といった多様な環境が集約されています。



広大な天然芝と貴重な海浜植物と山野草の宝庫。

かれんな花々が四季折々に咲き乱れるのだそうです。

「花の渚」「奇跡の浜辺」と、呼ばれ方も様々。



植物好きの母や姉と一緒なら、きっと嬉々としてなかなか遊歩道が進みませんね。

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日光キスゲが咲き乱れる頃、ぜひまた来てみたいなあ。

今はまだ早春。

ノハナショウブもギボウシもハマナスもまだ芽吹いたばかりでした。





ここは海岸?

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それとも野原?

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小川は気になってしょうがない。

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野花菖蒲でしょうか。

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どこのスミレも、スミレはスミレ。

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スミレの丘

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蕗のとう、たくさん。

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小川の出所と行き着く先はいつも追ってしまう。

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ギボウシ

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the海

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あっちにサクラソウの原種があるよ、とすれ違う方に教えていただきました。

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遊歩道から随分離れたところに一群

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大事に守らなきゃ、と思わされます。

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手前はハマナス

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たまらない魅力の種差海岸

花がさき乱れるころ、ぜひまた来てみたいです。




空を時々ゆうゆうと飛ぶウミネコ。

鳴いていると珍しくて動画に撮ったりして。

あまり何かに止まっていないようだけど、いったいどこで休んでいるんだろう・・・

と言ったら、Hさんがフフフと笑って、蕪島行ったらいやでも分かります、ですって。

続く。

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青森 八戸市の新緑旅 5月4日

2014-05-06 | おでかけ

4年前、1ヶ月泊まり込みの過酷な研修を共にした仲間から、

この春、青森八戸市への素敵なお誘いがありました。




ハヤブサ号に乗って、初めての東北の旅

子どものようにわくわくします。

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東京駅で駅弁ゲット 

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朝ご飯は食べていたけど、新幹線に駅弁はつきもの。


窓の外は、北へ北へ北へ・・・

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トトロの世界

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雪山が見えるたび北に向かっていることを実感し、

グーグルマップで位置と山の名前を 確かめ、

地図で駅名をチェックし、興奮して知り合いにメールをし、と大忙し。

あっという間に3時間は過ぎ、目的地に着いたのでした。

初めての場所に行く一人旅のわくわく感と、向こうでは友が待ってくれているという安心感。

いいとこ取りの旅になりました。





4年ぶりの再開は、変わらぬ優しい雰囲気にほっと一安心。

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お昼ごはんは地元の台所「八食センター」で八食丼を。

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さっそく海の満載です。新鮮でおいしかった~。

食べながら3人でこの4年間のいろいろをざっとおさらい。

さすが女子会。人生いろいろの確認は手際がよい。





車を2時間走らせて、十和田湖に向かいます。

道中気づいたこと、教えてもらったこと

・市内の桜はもう葉桜 枝垂れ桜、八重桜がぽつぽつ咲いていました。

・東北の春はいっぺんに来る。

 レンギョウ、ムスカリ、水仙、チューリップ、タンポポ、つくし、ハナミズキ、etc・・・

 
 
 
  全部いっぺんに花盛りでした。

・青森の南部藩と津軽藩の因縁について(分かりやすくて面白かった~)





さてさて車窓は素敵な感じに・・・

奥入瀬渓流です。

十和田湖の豊かな水が、新緑の樹木の間を、美しい姿で流れていきます。




だんだん上流へと向かいます。

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刻一刻と流れの姿は変わっていきます。

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新緑の木々が光に透けて何とも言えない美しさ

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雪解け水の豊かさ。あちこちにまだ雪が残っていました。

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葉っぱ一枚持ち帰っても行けないのだそうです。

倒木は倒木のまま。

ただ朽ちていく。そして生まれていく。






十和田湖に到着

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この湖にちなんだ素敵な名前の友達がいて

中学の時から名前だけは知っていた湖。




静かです。

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湖の周りをぐるっと進む途中で窓から見えました。

ニリンソウ(二輪草)

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エンレイソウ(延齢草)

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どこにいても草花には心惹かれてしまうようです。

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十和田湖の桜はまだ開花前でした。





乙女の像

高村光太郎作

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うち寄せる波の音も思い出です。(動画保存しました)

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4時過ぎて夕暮れ迫る静かな湖畔

 




十和田湖神社

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霊験あらたかなこの神社

帰ってから調べてみると、「東北最強のパワースポット」とあるではないですか。

「恐山」とともに南部藩の二大霊場なんですって。

特にパワーが強いとされる「占場」に辿り着くには岩場を登らないと行けないようでした。

パワースポット好きの友人にはあきれられると思いますが、

何も感じないまま、足元の花に気を取られていたのでありました・・・。

負のスパイラルから抜けられる、とか遊び半分では行かない方がいいとか

いろいろ書かれていましたよ。




イチリンソウ(一輪草)

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名前調べ中

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この旅ができたことに感謝の気持ちでお参りしてきました。

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桜のこの感じ、また見られて嬉しかったな。





帰り道は、助手席から奥入瀬渓流を眺めます。

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臨場感重視の画像をお楽しみ下さい。

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行きは新緑の輝き

帰りは夕暮れの輝き

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開けると桜並木が待っていてくれました。

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日帰り温泉にはタオル、シャンプー、リンス、化粧品をセットした温泉セットつき。

八戸に招待してくれたHさんの完璧な心優しいおもてなしです。

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植物成分が多く含まれた薄い茶褐色のぬるぬるのお湯

樹木湯とかいてあったような気もします。

かけ流し天然温泉

「美人の湯」ですって。

Hさんのお気遣いのおかげで、すっかりすっぴんになってつるすべ上機嫌です。





食事は地元の繁華街で地元料理を堪能。

ホヤとなまこ、初めて食べました。

そしてこれ、せんべい汁。

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もちもちで美味しかった~。



ホテルまで送っていただき、あっという間に眠りについたのでした。

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