元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

猛暑 色々なことが          7月23日ー26日      

2018年08月01日 | 日記
●7月26日(木)

    <国民・みらい議員団 7人から6人に>

 昨日の昼の緊急の議員会に続いて朝9時から国民・みらい議員団の議員会。山本ひろふみ議員が涙ながらにこの間のNPO法人をめぐる不祥事の問題で議員団を離脱することを表明。
 問題が浮上してから心配して、ぼくも声をかけていたが、。彼の親父さんとも同世代でぼくも親しくしているが、親としてどんな境地なのか。残念無念のひとこと。かつては14人もいた民主・都みらい議員団が、変遷をして議員団お名前も変わり、今期は7人になり、そして今一人減り、6人のメンバーになった。さみしい限り。


    <7月特別市会>

 10時から本会議。京都市会は通年制になり、請願などがされば、特別市会を開くことにしている。中学校給食に関する請願などもだされているので、7月特別市会が開催されたのです。

 冒頭、寺田議長から大阪府北部を震源とする地震及び平成30年7月豪雨の被災者の皆さまに対してお見舞い。そして犠牲となられた方々のご冥福をお祈りし、黙祷。門川市長からも弔意が示されて災害対応の報告、対応の在り方などを検証し、教訓とすること等を発言。その後、市会議員全員で「大阪府北部を震源とする地震及び平成30年7月豪雨の災害対応の検証と災害体制の再構築を求める決議」が可決。

 京都市ではこの間、府北部、岡山、広島で被災された地域へ給水車やゴミの収集のパッカー車なども派遣して支援活動にも全力を尽くしると市長。
 本会議は10分ぐらいで散会。議員団室で資料の整理など。山本ひろふみ議員ことで空気が重い。
 
 昼過ぎ、岩倉は明徳小学校に。毎年恒例の、学校管理用務員さんたちが集まっての共同作業を激励に。クソ暑い中、樹木の剪定やスノコづくりに汗を流してました。ご苦労様です。
 
 今日の昼ごはんは一乗寺の喫茶「のん」でスタミナ丼。焼肉にキムチに納豆に生卵に季節の野菜。680円!開店してもう40年以上かな。ママもお元気でした。
 
 そして、通りすがり、北大路白川通のバックス画材店の2FKAMIKOBO GALLERYでの前原誠司議員の「SL写真展 ~汽笛を追いかけてvol.2~】を見に。彼は「鉄ちゃん」で有名ですが、蒸気機関車の写真はロマンを感じますね。
 
     <醍醐小栗栖に 大岩山の崩落現場に>

 そして服を着替えて、友人の毎日新聞記者から要請があり、伏見区に越境、醍醐の小栗栖に。

 今朝の毎日新聞がスクープ。伏見区は醍醐小栗栖の大岩山の崩落現場に。すさまじい光景。先日の大雨で、友人の実家の家の上にある「ため池」も産廃土砂で埋められて、危機一髪。読売テレビも取材に来てました。
 地元の人と喘ぎ喘ぎ谷を詰めるヘドロのような土に足を取られてズボンも靴も泥まみれ。鴨沂高校元山岳部のぼくもヘロヘロ。谷を詰めて見上げたら上には山盛りの土。業者が作業中。
 これは人災だ!京都市はどんな指導をしてきたのか! 地元の人と意見交換して、醍醐支所の担当者とも電話でやり取り。明日、醍醐支所他、京都市の関係者が現地に来るそうだが、このままでは大変なことになるよ!ドロドロになった靴とズボンを水で流して、次に

 土砂流出現場の谷から車で竹林を抜けると大岩山の頂に。こんなところに残土を捨てたらどないなるか!擁壁も何もない。近くは元ゴルフ場で大型太陽光ソーラーも。塔は某テレビ局のものだそうです。
夕日が綺麗だった。
 
 もうヘロヘロ。吉田神社での剣鉾の練習を激励して、早々に帰宅。

●7月25日(水)

    <山本ひろふみ議員のこと>

 昼前、市役所に。緊急の国民・みらい議員団会議。今日の教育福祉委員会で同僚の山本ひろふみ議員が理事長のNPO法人が補助金の不適切使用や京都市への虚偽報告など明らかになった。

 発端は、法人が運営する小規模保育園の職員がUSBメモリーを置き引きに会い紛失したことから始まる。USBメモリーは見つかったが、個人情報が入ったUSBメモリーのデータを、市の監査を受ける直前に自ら消去したという。
 京都市の監査が入り、国と市から保育士らの処遇改善を目的に受け取った補助金の一部が理事長らのボーナスに充てたことも判明したという。色々とずさんなことが明らかになり、毎月10万円の理事長報酬を受け取っていたにもかかわらず、書類では「役員報酬なし」と虚偽の報告をしていたことも公表されたという。
 
 残念無念。議員会では彼からの説明があり質問も。議員団としてどう対処するのか、深刻な問題で頭を抱える。そこで、彼は今期副団長だったが、議員会で辞任をしてもらうことに。やりきれない。今後の行く末を見ながら議員団としても対処を考えねばならない。
 3期目で政策的な勉強も活動もがんばっていたのに残念でならない。
 
    <芹生へ道路改善を!>

 午後、左京土木事務所に。芹生の里保存会の米田さんと藤田さん、また京北は上黒田の自治会のみなさんとともに貴船・上黒田の道路の改修、保全について要望。
 この間の大雨で鞍馬街道が通行止めになり、その迂回路として、この細い道路が活用されたのだが、元々狭隘で急坂で離合する場所もない。
 2年前だったか、芹生の里での宇崎竜童さんのコンサートを開催されたときに10年ぶりかな、保存会の人に会い、この春も丹波高原国定公園記念碑の建立にも呼ばれた。そのご縁。
 貴船神社の奥ノ院からの道は、急勾配でほんまに危険で、補修が必要と、訴えられました。直ぐにできること、長期にしなければならないこと、建設局のみなさん、よろしくお願いしますよ!

    <北白川の疏水散策道の再整備>
 
 帰途、京大農学部グランド横の北白川の疏水を見に。とある住民から京都市が計画している沿道の木々の伐採について、メールで苦言をいただいていたので、現地視察、赤いテープと黄色いテープが木に巻いてある。また地元の住民が伐採反対のビラも。その後、議員団室で担当者から説明を受ける。まずは丁寧に地元住民に説明すること、またワークショップでもして一緒に考えること等を提案。

 吉田区民ふれあいまつりが熱中症の危険性があるということで中止になった。という連絡もあり、夜は、吉田神社での剣鉾の練習があったが、サボる。気合が抜けた。

●7月24日(火)

 暑い!7月31日に開催する夏の鈴木マサホ市政懇談会の葉書を発送。今回は地元吉田を中心に300枚ほど。会場はぼくの事務所なので30人ぐらいの参加者が来てくれたらいいなあ。

    <西京極作業所「加音」>

 午後は、西京極の福祉作業所の作業所「加音」に。この秋にゼスト御池で自閉症などの利用者が描いた作品を展示、トーンチャイム演奏会を名づけて京都西京極発「アール・ド・リュミエール art de lumière」を開催するということで、色々とノウハウを教えてもらうべく、障碍者芸術推進研究機構の重光先生と冨田千果子さんに来ていただいて作品の展示の仕方などアドバイスをいただきました。
 企画の趣旨は、京都西京極発のアール・ド・リュミエールを広く京都市民、府民の観覧に供し、障害者アートの力強さ、繊細さ、躍動感、面白さ、楽しさ、等々、その深い魅力を発信します。それを通じて、多様性の承認を基盤においた共に生きる、共に楽しむ地域社会の創造につなげていきたいです。
開催日時は、11月11月2日(金)~3日(土祝) 10:00~17:00。開催場所:ゼスト御池河原町広場。作品展示:パネル20枚を使って、約40枚の絵画を展示。製品販売:利用者の絵画より作成したオリジナル製品の販売。トーンチャイムの演奏会:毎時15分から10分~15分間 計7回実施
 加音(かのん)西京極作業所に通う若者たちが、月一回の創作活動で製作した作品の数々。

 知的障害や発達障害のある彼らが、それぞれのユニークなフィルターを通して外界を写し取った作品や、個々人がその豊かな内面世界をそのまま表現した作品等。これらの作品群からは、技術の巧拙を超えた力強さ、繊細さ、リズム、躍動感といった不思議な魅力、生命のきらめき、とも言うべき美しさを感じます。これらの作品群をなんと呼んだら良いのだろう。
 近年、アールブリュットやエイブルアート等の名称で障害当事者の創作芸術は世界的に注目されています。私たちは、加音(かのん)の仲間たちの作品から放たれる「生命のきらめきの光」が実に印象的であり、「この子らを世の光に」という先達の言葉にもインスパイアされ、彼らの作品をアール・ド・リュミエール(光の芸術)と呼ぶことにしました。かけがえのない生命から放たれるスペクトルの美しさを多くの人たちと共有したく思い、加音第1回作品展を開催いたします。私たちは、障害の有無にかかわらず、「共に生きる」「共に楽しむ」多様性を基盤とした共生社会の実現をめざしています。と企画書にその熱い想いが書かれてます。
11月2日3日に開催されます。よろしくです。

 夕方、平安神宮の西の疏水から鴨川方面を見ると灼熱の夕焼けが綺麗!

    <祇園まつり 後祭>

 夜は祇園祭の後祭の日。三条通の京都料理学校での小川夫妻や娘さんのお友達が集うパーティに呼ばれました。去年からかな。長坂さんの69歳の御誕生日です。おめでとうございます!で、神輿が通り過ぎるのを見れたのは、錦の神輿だけ。加藤議員も親父さんと神輿担ぎ、がんばってました!門川市長の雄姿を見れなかったのは、残念。西木屋町のヨシツグ君の店で一息ついて帰宅。

●7月23日(月)

    <国民民主党京都府連、来年春の統一自治体選挙の公認候補決定>

 猛暑が続く週明け、なんと朝7時から御池のビルの中の国民民主党の選対会議。
 眠たい!来春の統一自治体選挙に向けての候補者の公認問題で協議、各総支部から報告されてきた府市会議員と一般市町村議員の現職と新人候補の名前や経歴証が示されて、公認や推薦候補を決める。また今後の擁立計画や目標について協議。
 その結果を受けて、7時半から常任幹事会。報告案件の後、選対会議で決めた候補者について、改めて協議をして正式に公認候補と推薦候補を決定した。府会候補は、左京は北岡ちはる、新人で山科から梶原英樹、伏見区から茜拓也、宇治久世が田中美貴子、城陽が酒井常雄、京田辺が北川剛司の6人。

 市会は、左京がぼくと隠塚功、東山が中野洋一、山科は新人の小島信太郎、伏見区は山本拓史、山岸隆之、右京区は新人の戸山昌宏、そして西京区は天方浩之です。4年前にはもっと多くの仲間が立候補を予定していたが、当時の半分か。寂しくなったが、なにくそ!の気概をもってここからがんばろう!

会議が終わって市役所に。

    <総務消防委員会>

 毎月第2と第4月曜日は10時から総務消防委員会。

 今日は各局からの報告案件なしで一般質問ののみ。

 行財政局とはまずは防災危機管理室に対して過日の7月豪雨のことについて各委員が質疑。八瀬の土砂災害、災害時の市営住宅、行方不明者の名前交渉、職員の体制、避難所への職員の巡回、備蓄の状況などについて質疑があり、ぼくも関連して今回の避難所開設のこと等を教訓として、現場での状況を把握して点検作業をきっちりして総括することを要望。
その他、市職員のコンプライアンスや職員の資質向上、公務外非行、働き方改革などについて、また障害者など要配慮者の避難、ヘイトスピーチ対策など質疑あった。

   <京都市の大学政策について> 

 総合企画局とは、ぼくが久しぶりに大学政策について質疑。

 冒頭、この間の京大タテカン問題について、京大近くに生まれ育ち、学生時代にタテカンを書いた経験のあることを披歴して、タテカンは文化である、寛容派であることを述べて、以下、大学のまち京都学生のまち京都推進計画の進捗状況について質疑。
 京都には14万人の学生がいて、1994年「京都学生センター」が、そして、大学や経済団体でコンソーシアムも結成され、キャンパスプラザ京都 2000年に開館したこと、以降、大学の教育の支援や地域の発展と活性化などについて質疑をして、学生が左京区では地域で活動していること、また今や市内に8千人留学生が学んでいることを取り上げて、その施策の充実を求めたのです。

 消防局との一般質問では、消防詰所の耐震化問題が質疑されました。
 2時前には散会。

 以降、藤田元副市長に会ったりで市役所内をウロウロ。

 夜は、吉田神社境内で28日(土)の吉田ふれあい祭りに向けて吉田剣鉾保存会の集中練習。もうヘロヘロ。終わってから近くの吉田寮に。この1週間、吉田寮を開放して色々とイベントがあり、今夜はインターナショナル食堂ということで行ったら、もう終わっていた。で、タコとケンタローでひさびさのぶっかけたこ焼きうどん!伊勢うどんの上にタコ焼きが!まさに粉もんの極致。
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