元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

晩秋 本会議や委員会          11月26日ー30日         

2018年12月10日 | 日記
●11月30日(金)

   <総務消防委員会 付託された議案を審議>

 11月市会。付託されている議案などを審議する今日は常任委員会が開催。ぼくは総務消防委員会。

 行財政局の付託議案は当せん金付証票の発売金額について。つまり宝くじです。
 
 理事者報告では、京都市芸術大学及び銅駝美術工芸高校移転整備事業に係わる基本設計について報告。西京区の大原野から京都駅東部の崇仁地区に移転整備をすることになるが、文化芸術都市京都のシンボルゾーンとしての建物の絵が発表された。約250億円。銅駝 美工も一体的に移転するがその予算は、約30億円。2020年から着工し、2023年に開校予定。劇的に変わりますよ!

 それから、税務事務の更なる効率的な執行体制の確立についての報告と質疑。区役所体制がまたまた変わるのですよ。

 それから総合企画局は指定管理者の選定で、国際交流会館とキャンパスプラザ。それぞれが継続になるが、キャンパスプラザについては、台風で予定されていた研修会を中止した団体があったのだが、キャンセル料が戻らないと、相談を受けていたので、改善を求めておく。

 一般質問では、共産党の議員が、自衛隊への宛名シール提供について質疑。担当者は法令に従い違法ではないと強弁していたが、ぼくもこのシール提供は個人情報保護の観点からして違和感がある。審議会での議論のことなどについて質疑。自民党の某議員が委員会で要望していたことなのだが、賛成できないなあ。

 それから過日、北陸新幹線のボーリンッグ調査で宝ヶ池公園にて漏水事故が起き、岩倉周辺では断水騒ぎになったことについて、共産党の議員が発言したので、ぼくも現場に翌朝行ったことを披露して、けしからん事案だ、鉄道建設・運輸施設整備支援機構に断固抗議をしてこんな事故が起こらんようにすべしと質疑。

 消防局とは、市民防災センターの指定管理者の指定。また報告案件は、上京消防署の小型水槽車の重量超過が実は、府警の調査では超過はなく、道路交通法違反ではなかったということ。

 そして、選挙管理委員会からは、京都府市会議員選挙に関わる予算と、最高裁裁判官国民審査の使用済みの投票用紙の誤廃棄及び各種選挙の未使用の投票用紙の保存期間経過前の廃棄について。10年保存すべきところが、廃棄されていたという。10年も保存が必要かと、ぼくは思うが、いかがなものか。
 5時前に委員会は散会。
 
 夜は、歯痛に苦しみながら12月2日に開催する晩秋の集いの準備で資料作りを始める。
 明日から師走や!

●11月29日(木)

    <予算特別委員会 補正予算を審議>

 11月市会に上程されている補正予算について3つの分科会に分かれて審議。ぼくは第1分科会。

 まずは環境政策局。南部クリーンセンター第二工場の新設工事請負契約の変更について。平成25年に契約しているが、以降、土壌汚染対策で23億円かかり、また賃金の上昇や資材価格の高騰のインフレスライドで結局315億円の工事費用になり、竣工時期が2019年3月から9月までに延期することになる。ぼくは、土壌汚染対策のことや東北部クリーンセンタ―の改修などの影響について質疑。

    <台風被害対策に総額50億円>

 行財政局とは人事院勧告による職員や特別職の期末手当の改定についてと、台風24号などの災害対策に22億円が上程。厳しい財政状況だけれど市民生活を守るために必要な措置。9月市会の補正に加えると台風被害対策に合計50億円に及ぶ。ぼくは財政当局に費用のねん出や倒木対策などさらなる補正予算が必要なことを要望。

 文化市民局からは、左京区に計画されている宝ヶ池公園の体育館 建設に向けて工事中のところ、コンクリート殻が地中にありその対策やインフレスライドによる請負金額の変更。工事費は11億円 になり、竣工は2019年5月が8月になる。
 また文化市民局が所管している桂川地域体育館や桃山城運動公園の台風被害対策に  8千8百万円。二条城、双ヶ岡、下鴨三井家別邸などに10億8900万円、円山音楽堂に400万円の修理費が計上されている。消防局は、暴風で上京消防署のシャッターや消防活動センターの一部が破損したのでその復旧工事費。

 他の委員会は早く終わっていたところもあったが、第1分科会は3時前に散会。下鴨神社で開催されていた農産物の品評会に参加できずで残念でした。

 その後、左京土木事務所に行き、とあるところの街頭設置について懇談。ありがとう!

 夕方、事務所の来客は京都芸術デザイン専門学校の北村先生。同志社の総合政策科学研究科の後輩になり、京都造形大学の剣鉾女子の指導教員でもあったかな。今回の相談は、専門学校の生徒たちが吉田神社節分のことをテーマにプロダクトデザインのとして生徒たちが制作することを試みたいということで、吉田神社と懇談したいとのこと。面白いなあ。マンガやアニメなどの新しい発想でどんなものができるのか、楽しみですよ。

●11月28日(水)

    <11月市会本会議 代表質問>

 11月市会の本会議。今日はKBS京都放送のテレビ中継もある代表質問。

 自民は、繁議員が、平成31年度予算編成方針、安心安全のまちづくりの取組、環境問題の解決に寄与する企業への支援、らくなん進都のまちづくり、大岩山の違法造成地の安全確保について
 下村議員は、宿泊税の捕捉状況及び今後の取組、若年・子育て層の市外流出防止、市内中心部のバス路線の観光客増加に伴う混雑緩和対策等、山間地の水道施設への停電対策、鉛製給水管の解消について。
 中村議員は、防災意識の向上と行動の喚起、防災教育の在り方、 ワールドマスターズゲームズ2021関西の取組強化、観光客の増加に伴う受入環境整備の必要性、

 共産党の倉田議員は、災害対策について、被災者の住宅再建等支援制度の拡充、 住宅リフォーム,損傷家屋の改修に有効な住宅改修助成制度の創設、 避難所となる学校の施設整備、民間のブロック塀撤去後のフェンス等設置への助成、職員の体制充実することについてと宿泊施設の総量規制についてや簡易宿所等対策についてなど、森田議員は、介護保険料の引き下げ,利用料の引き下げ、介護職員の働く環境の改善、ごみ袋代の引き下げ,資源ごみ袋の廃止についてやバス待ち環境の改善、交通不便地域での循環バスの運行,乗り継ぎの無料化など。

 公明党は、日置議員が、「京都市自治基本条例」の制定、「防災・減災・強靭化都市京都」の推進、「文化首都京都」の国内外への発信としての「国際博物館会議」への取組、消費税率引き上げに向けた本市の小規模事業者・中小企業支援対策について
 大道議員は、幼児教育の無償化、小学校入学以降の発達障がい等の児童生徒に対する支援、発達障がい及び不登校の生徒に対する高校教育支援、新たな市政広報戦略について質問。

   <山岸議員の代表質問> 

 そして午後3時過ぎからわが国民みらい議員団の山岸たかゆき議員が、彼の地元の桃山にある木幡池と山科川の改修工事について、京都府の対応について、またパリ市との協定の推進など地球温暖化対策の更なる取組、また自身が骨折して道路の段差などを例にして道路面の景観と安全性の向上について質疑をして、そして彼のライフワークである伏見桃山城の今後のあり方については要望。

 今日は、京都党と維新の代表質問はなく、時には野次が飛んだこともあったが、淡々と終わったのでした。
 
 夜は、事務所にて明日の補正予算を審議する予算特別委員会での質疑に備えて簡単なメモづくりなど。

●11月27日(火) 

 10時から本会議。補正予算などの上程された議案を各委員会に付託して審議することを決める儀式。すぐに終わる。
 その後、議員会。明日の本会議で議員団を代表して質問する山岸議員からその原稿が示されて、意見交換。
 
 その後も、議員団室でとある市民相談を受けていた屋外広告物のことでその経過を担当者から聞いたり、12月2日に予定しているシンポジウムのプログラムのことで市長秘書と懇談したり。

     <「あいで染めよう ぎんざ通り商店街」>

 夕方、福祉工房P&Pの西村君が東山松原はハッピー六原の前にあるStudio&Gallery MATTua-LA(マッツアラ)で、この夏、山梨県は甲府市の商店街で行われた藍染のプロジェクトの記録を展示するということで告知に。沖縄県立芸術大学卒業生による有志のみなさんが人気の少ないアーケードを染めた藍の暖簾。板締め絞りと型染めという伝統工芸を地域活性のプロジェクト、「あいで染めよう ぎんざ通り商店街」と銀座通り商店街に手染めの藍染の布を約200枚展示したという。12月8日(土)〜14日(金)まで開催。京都の商店街でも試みたらいいかな。
 色々と面白いイベントが各地で若人ががんばってるんですね。
   
●11月26日(月)

 午前中、事務所で資料の整理や11月市会の議案書を読んだり。

    <ポスター掲示のこと>

 午後は、出来上がったぼくと前原議員との写真の国民民主党の2連ポスターを地元の吉田学区を中心に貼りに行く。10月まではひとりのポスターを貼れるのだが、選挙6か月前からは、貼れなくなるのです。
 岩倉など某若手議員が至る所に貼っているが、景観からしてそれなりに配慮すべだとぼくは思っている。いささか呑気すぎると応援団の友人が言うが、9期目に挑戦しますので、よろしくと、お願いがてら回る。犬の縄張り争いのようなもので、ポスターをたくさん貼ったからと言って選挙に当選できるわけではないが、政治活動として、ぼくもポスター貼りにがんばろう!家の壁に貼ってもいいよ、という人はご連絡くださいね。
 
 夕方、浄土寺の吉田歯科で歯の治療。

 そして夜は、12月2日に予定している鈴木マサホ「晩秋の集い」の案内をメールやメッセンジャーで送ったりする作業を黙々と。
 
 国会では、衆院法務委員会で、外国人労働者の受け入れを拡大する入管難民法などの改正案を巡って与野党の攻防が始まった。人手不足ということで技能労働者を受け入れるということだが、日本社会に大きな変化をもたらす可能性がある。慎重な審議が求められると思う。
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