元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

東京日帰り そして11月市会        11月19日ー22日

2018年11月28日 | 日記
●11月22日(木)

   <11月市会 始まる> 

 11月市会が開会。会期末は12月7日です。
 本会議では門川市長と岡田副市長から淡々と台風21号等に係る復旧経費や被災者支援などの補正予算案、指定管理者の指定等113件の議案を説明。今年度の災害対策に係る補正予算の総計は71億円に。
 大阪府北部地震、7月豪雨、9月の台風21号など相次ぐ自然災害による被害に対し、9月市会では、緊急財政措置として2度にわたり総額49億円の補正予算を議決。復旧に取り組んできたが、さらに、道路や文化財等の復旧、京都市独自の被災住宅再建補助に要する経費など計22億円を計上。今年度の災害対策に係る補正予算の総計は71億円に。
 散会後、資料読んだりして、午後、事務所には12月2日に開催する晩秋の集いのことでホテル平安の森のスタッフと打ち合わせも。

 夜は、ぼくの後援会の中心メンバーとこの間の選挙を応援してくれてきた前原後援会のみなさんと、4月の選挙に向けて今後の活動のことなど色々と打ち合わせ。しっかり気合を入れてがんばります!よろしくお願いします。
 
    <宝ヶ池で漏水事故発生>

 ところで、会議中に水道局からの緊急情報!宝ヶ池公園で漏水事故が発生!北陸新幹線敦賀-新大阪の具体的なルート選定に向け、鉄道建設・運輸施設整備支援機構(昔の鉄建公団)が地質調査のためのボーリング調査のための掘削工事中に、委託業者が誤って配水管を破損させたのだ。
 北陸新幹線の建設のために左京区はこの宝ヶ池と一乗寺の公園で地質調査をすると事前に聞いてはいたが、けしからん。水道局もこの工事については知らなかったという。

 以下は水道局からのファックスによる連絡。

<宝ヶ池公園内において配水管が破損し漏水が発生しました。
現在,修繕工事を行うとともに,応急給水活動を行っておりますので,お知らせします。市民の皆様の日常生活への影響が最小限となるよう,早期に解消してまいります。ご不便をおかけいたしますが,ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
1 発生日時 11月22日(木曜日)正午頃
2 漏水の発生場所
   宝ヶ池公園内(左京区松ケ崎榎実ケ芝)
3 漏水の発生原因
 宝ヶ池公園におけるボーリング調査において配水管(口径600mm)が破損しました。
4 断水が発生する件数・地域 約6,000件
<左京区>岩倉幡枝町,岩倉西河原町,岩倉中河原町,岩倉三笠町,岩倉下在地町,岩倉中町,岩倉三宅町の一部、
上記地域については,22日(木曜日)深夜から断水します。
 鞍馬二の瀬、静市野中町、市原町の一部については23日(金曜日)の朝頃から断水するおそれがあります。
<北区>は上賀茂地域(町名は割愛します)
 上記地域については,22日(木曜日)深夜から断水します。
5 対応状況
破損した配水管を修繕するため,断水のうえ工事を行います。
また,応急給水に備え,給水車を待機させています。>
水道局のみなさん、ご苦労様です。

● 11月21日(水)

 この10日間ほど議員会での勉強会や土日は各種のイベントに顔をだし、東京日帰りもあり、なんやかんやとバタバタした。午前中は、ちょっとゆっくりして。
 午後は、鈴木マサホ市民派議員レポートをご近所さんにポスティングしたのち、行きつけの「ひげ床」さんで散髪。いつもはマスターに整髪してもらい、奥さんに髭を剃ってもらい、最後にマスターにマッサージをしてもらうのですが、今回は娘さんにマッサージをお願いしたのです。いやはや、上手で夢心地。久しぶりにリラックスできて、ヨカッタ!
 
 夕方、ぼくのポスター用の写真を撮ってくれた岡部君が来所。
 今日は、彼がこの10年ほど頑張ってきた児童の体操着を「体操着、行ってらっしゃい、お帰りなさい」とリサイクル運動に取り組んできたが、ちょっと大きな壁にぶつかって、思案のしどころ。打開策を色々と検討中。なんとかなりそうかな。この取り組みを進めるにはどうすればいいのか、知恵の出しどころ。比較的ゆっくりした一日でした。

    <日産ゴーン会長逮捕>

 なお日産のゴーン会長が昨日、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで逮捕されたことでニュースはもちきり。逮捕容疑や役員報酬の不記載約50億円の大半とされ、多額の報酬を隠そうとしたという、側近のケリー代表取締役も逮捕され、日産は大騒動。
 フランスのルノーとの関係もあり、ぼくはこの種のことはよくわからんが、前の我が家の車は日産のティーダだった。宇治には日産車体の工場があったが、もう20年ほど前にゴーン氏が閉鎖に追い込んだのだったね。そんなことをぼくは思い出しながらニュースを見ていたのです。

●11月20日(火)

     <芹生の里への道路復旧を!>

 午前中、議員団室に。貴船は奥ノ院から細い山道を行くと芹生峠を越えたら谷間に小さな芹生の集落がある。この貴船・上黒田線の改修を訴えに左京土木に関係者と要望活動に同行したが、9月の暴風台風24号でこの道路が倒木で凄まじいことになってしまった。
 改めてその復旧工事のことなどを建設局の道路担当の部長らに上黒田の自治会と芹生保全会の米田さんらと懇談。なんとか通行できるように復旧工事が進んでいる状況などが説明されて安堵。このまま廃道にでもなったらえらいことでした。ともあれ、離合も困難な個所もあり、改善も必要です。よろしくお願いします。
 
     <動物園に桜の植樹を>

 午後は、吉田山の里山を再生する会の福井晟会長と桜博士のわが同級生の辻村哲夫君と動物園に。片山園長と、舞鶴は吉田区のしだれ桜が吉田山に里帰りしたが、その桜と開運桜を園内に植樹をしようと申し入れとご挨拶に。園内を散策。京都の森がいいなあ。ゾウの園舎では水浴びする4頭の象を見れました。

     <左京区保育懇談会> 

 夜は、左京区役所の会議室で「左京区保育懇談会」。

 ぼくがこの間世話人として日程調整や議題のことなど打ち合わせをしてきたので進行役。左京選出の議員と園長会の役員とそして保育士会のメンバーらとの会合。

 園長会会長の矢野拓高野川保育園園長の挨拶で始まり、自己紹介の後、左京区区役所の黒川勝司子どもはぐくみ室長から保育園園児の数など現状報告の後、園長会より現状と課題について、11月市会ではこの無償化を巡って意見書を可決したところなので、特に来年政府が計画している幼児教育・保育の無償化について意見が交わされたのです。色々と詳細がまだ伝達されていないので、さてどうなるか保育現場では不安なのです。また保育士等の処遇改善についてと保育士の人材確保については派遣会社とのやり取りなど聞かされると、ほんとに大問題です。
 また台風が来た時の保育園の休園などの課題についても議論がありました。また過日高野イズミヤでの傷害事件での情報伝達なども大きな話題に。いつもながら保育現場でのご苦労に敬意を表します。各議員が委員会でも改善に向けて論議をすることになります。ありがとうございました。

●11月19日(月)

    <「大都市財政について要望」に>

 朝9時過ぎの新幹線で東京へ。今日は、京都市会事務局のわが議員団の担当職員と二人での東上。なぜなら京都市会総務消防委員会副委員長として「大都市財政の実態に即応する財源の拡充についての要望」(これを通例「青本」要望と言います)を他の政令指定都市の財政担当の委員会所属の国民民主党議員さんとともに党派への要望活動なのです。1時に行きなれた国民民主党の本部へ。指定都市(全国20市)が抱える行財政問題や各都市の課題等について意見交換するもの。
 
 人見誠神戸市議会議員のあいさつで始まり、平野博文幹事長が国会議員を代表して「地域主権改革に取り組み自立した活力ある地域づくりを進めることが大切で、喫緊の課題である空き家対策についても議論しなければならない。本日は指定都市が抱える様々な問題について意見要望を聞かせて頂き、党の政策立案にも生かしていきたい」などと述べた。出席議員自己紹介の後、指定都市市長会がまとめた「大都市財政の実態に即応する財源の拡充についての要望」の説明を神戸市の財政担当の課長から説明があり、その後意見交換。

 ふるさと納税や幼児教育の無償化をめぐる問題や、ホテル税・宿泊税への取り組み、さらには空き家対策や災害対策などについて活発な議論が行われた。結びにわが京都が誇る泉健太政務調査会長が「指定都市独自の取り組みも地域住民皆さんの理解があって実現できる。今後も各地域の様々な課題についてお聞かせいただき、政策立案や国会審議等に取り組んでまいりたい」などと総括し終了した。ぼくは宿泊税や台風の暴風被害による惨状を訴えました。
 お世話いただいた東京事務所やスタッフのみなさん、ありがとう。

 わが議員団担当のスタッフは本部で別れて帰京。ぼくは前原事務所や泉ケンタ事務所にも改めて要望の挨拶に。泉事務所では、20年近く前の京都での青年弁論大会で同志社の学生だった村井宗明君と再会。彼は富山で衆議院議員になったが、その後、大手のIT企業に就職。がんばっていますね。
 
       <「自治体議員政策プラットフォーム"From Me"」>

 午後4時からは、衆議院会館の会議室で「自治体議員政策プラットフォーム"From Me"」に参加。発起人は、慶応義塾大学の井手英策教授が趣旨を説明した。”From Me”の由来が自分たちで政策をつくろうという意味で、全国の地方自治体議員にフェイスブックで呼びかけて、賛同した議員たちと10月14、15の両日に合宿をして取りまとめた政策集を「政策のプラットフォーム」として、グラスルーツのような活動を続けていきたいと抱負を語った。
 基調講演には泉房穂明石市長が登壇した。「All for Allのまちづくり―やさしい社会を明石から―」というテーマで、8年前の就任時に人口が減少していた明石市の人口増加率が2017年全国1位を実現した明石市の「すべての子どもを応援する」取り組みについて紹介した。関西弁で大きな声で中身もある迫力満点の講演。

 それから青年委員会の平賀網走市議や女性ネットワークの戸倉多香子山口県議ら地方自治体議員のメンバーらがまとめた課題・政策集を発表した。精査は必要だがその心意気がすばらしい。彼らに希望がある。
 最後に神津里季生連合会長が「働くことを軸とする安心社会の実現に向けて」というテーマで登壇し、井手教授と対談した。
 ちょっと疲れていたので対談の途中で退席して帰京。

 なお昼ごはん、有楽町で天蕎麦、晩御飯は新幹線車内で焼売弁当。今夜はホッピー飲みませんでした。
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