元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

もう師走です。11月28日ー12月2日

2010年12月05日 | 日記
●12月2日(木)

 「くらし環境委員会」が開催。いつものように委員長席に座って進行役。まずは委員会に付託されていた京都市過疎地域自立促進計画に対して審議。京北町が京都市に編入合併されて5年。国の財政支援がもう5年延長されるということでいくつかの事業が取り組まれる。右京区選出の青木議員ががんばって質疑をしたよ。

 そして地域体育館などスポーツ施設や地域文化会館、そして市立浴場など指定管理者の指定についての審議。選定については公募されて、学識経験者など第三者委員会によってプレゼンなどがされて点数が付けられて決まるのだが、民間企業の参入があるものの京都市の外郭団体が選定されるケースが多い。市民サービスの向上と効率化が指定管理者の目指す所だが、課題は多い。特に市立浴場についての議論が多かった。

 理事者報告は、京都男女共同参画推進プランと消費者基本計画に策定についてパブリックコメントを受けて修正されたところなどの説明。請願は、左京区での青少年活動センターの設置と選択的夫婦別姓制度法制化の要請。いずれも留保。一般質問は簡単に終わった。

 これらの審議が4時半ごろまで行われ、環境政策局との審議が始まったのは5時前。付託された議案はなく、特定事業者の温室効果ガス排出量及び京都市役所からの温室効果ガスの排出量について報告。某議員ががんばって質疑をしたが、一般質問はなくて5時半に終わった。ぼくだったらこう質問するのになあ、と思うが、なにせ進行役なのでイライラすることも。しゃあないな。

 夜は、とある問題を巡って久しぶりに友人と懇談。大見の2頭の子牛は牛は元気に育っているらしい。

●12月1日(水)

 今日から12月、暖かくて師走の感じがしない。

 朝から京都市水道労組の松田國広委員長に同行してもらってわが盟友の山本恵議員と連合京都傘下の組合に推薦依頼や挨拶回り。松田委員長とはもう20年以上の付き合いかな。ぼくより若いが、昔の市民運動や社会党時代のぼくのことを知っている数少ない労組活動家。
 南区の久世まで行って、また街中に戻って来ていくつかの組合を回るが、民主党はどうなるのやろう、と苦言もいただく。政権交代がなって一年余。悪戦苦闘の新政権だ。ほんまに来年春の選挙は逆風やろうなあ。

 夕方、事務所では市民相談ごと一件。道路明示に対する市の対応への苦情をお聞きする。

 ニュースでは、今年の流行語大賞には、「ゲゲゲの~」に決まったという。NHKの朝ドラは見ていたし、かつては水木マンガもよく読んでいたが、ちょっとインパクトはないな。「女子会」や「ととのいました」などぼくには訳の分からん言葉が流行したらしい。政界では「脱小沢」だろう!

●11月30日(火)

 午前中、左京土木事務所に。この間、区民から要望を受けていた街灯の設置や道路の拡幅、事故対策、また私道舗装の助成のことなど所長と懇談。財政難で進展が見込めないものなどもあるが、前向きに色々と検討をお願いする。

 夜は、わが応援団のみなさんに集まってもらって、この春からの取り組みを振り返り、また本番に向けてこれからの活動をどうするか協議。

 この春以来、市政懇談会を、3月の日吉神社、4月は上高野、6月は吉田自治会館、7月は田中神社、8月に都ホテル、9月に宝ヶ池プリンスホテル、そして10月には平安の森、11月には市原野とほぼ毎月開催して、多くのご意見をいただいた。そしてビラ撒きも精力的にこなしてきたが、これからが正念場だぞ。

 市会議員の定数削減問題も浮上するなかで、ほぼ候補者の名前が出揃ってきた。民主3、自民3、公明1、共産3、社民1、みんなの党1、京都党1、そしてもう一人出そうで合計14人か。現在の定数は9人。大激戦だ。がんばるぞ!

●11月29日(月)

 朝、百万遍で街頭演説。ちょっと寒くなってきたが、車から手を振ってくれる人も多くなってきて元気をもらう。

 市会は基本計画を審議する委員会が始まったがぼくは委員会に所属していないので時間がある。

 先の9月の市会で大いなる議論のあった空き缶持ち去り禁止の条例について反対運動を展開していた反貧困ネットワークのメンバーと久しぶりの懇談。条例施行が来年4月になるので、条例可決の際にホームレスへの福祉施策の充実など付帯決議を可決したが、付帯決議の各項目の実現に向けてどうするのか、当局との懇談をしたいとの申し入れを受ける。

 午後は、12月5日の市政懇談会に向けての案内ビラの戸別配布で友人らと松ヶ崎を歩く。知人宅ではご挨拶も。健康のためにも歩くことが大切だ。左京総合庁舎もほぼ立ち上がってきて外観が姿を現してきた。来年5月には開所の予定。ぼくはこの間、交通アクセスの改善を求めてきて、先のくらし環境委員会で市バスの停留所の設置など、大筋の案が示されたので、南部の区民にも行きやすくなるかな。しっかり頼むよ。夜は事務所にて雑務。

●11月28日(日)

 朝は事務所にて朝粥の会。「法然院森のセンター」でフイールドソサエティ代表の久山喜久雄さんが「変わりゆく里山の森」と題して話題提供。里山と人々の暮らしの歴史やナラ枯れの話まで多岐にわたるお話。人はいかに自然と共生できるのか。

 朝粥も食べずに吉田山に。地元は吉田山を美しくする会の清掃事業と共に、春にはまたロータリークラブが桜を植樹するということで間伐の作業。ほぼ終わっていたが、友人らと鋸で木を倒す。いつか吉田山を桜の名所にするのだ。

 11時過ぎには、宝ヶ池公園での自治労市職の駅伝大会。橋元委員長ら組合員と当局の理事者に声をかける。模擬店のお好み焼きなどの店も出ている。各支部対抗の駅伝。わが民主の若手の藤川、山本ひろふみ、府会議員の田中ケンジ、そして北区から立候補する片桐君がチームを組んで出場。大丈夫かいな、と心配しながら応援。最終ランナーの藤川議員、40チームほどのなかで後ろから3番目でぐらいでなんとかゴール。ようがんばった!

 午後は、民主党府連の選挙対策会議と常任委員会。山井会長から冒頭、26日のパーティに国会が問責決議を巡ってのことで禁足令で帰って来られなかったお詫びと国会報告。舞鶴の市会議員選挙で民主党公認二人が落選し、千葉県の松戸市の選挙でも民主党大敗したこともあり、元気ないよ。ほんまに統一地方選、どう戦うのか、真剣に考え行動しないとたいへんやぞ!と意見を述べる。

 夜は、京大正門前のイタリア料理店「チェルキオ」にて、中尾写真館の中尾勇さんの呼びかけによるサロン。今日のゲストは京大総合博物館の髭の大野照文館長。吉田の祭りの神輿を担いでもらった縁。2月の節分の頃、宇宙から帰還した「はやぶさ」が博物館に来るらしいよ!見に行きましょう。ワインを飲んでご機嫌。

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