ひろかずのブログ・2

79歳のおじいさんです。散歩したこと、読んだこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、腹が立ったこと等々何でも書いてみます。

八幡町をゆく(24) 小さな地蔵さん

2024-06-14 07:09:58 | 加古川市八幡町をゆく

       八幡町をゆく(24) 小さな地蔵さん

 下村(加古川市八幡町)の中ほどに、地蔵堂があります。

 その前の道に沿って、西へ50メートルばかり行くと、溝は北へ折れて流れえいます。

 こに30センチほどの小さなお地蔵さん(写真)があります。

 このお地蔵さんについて、本岡豊二さんは『ふるさと・やはた』に、次のような文を寄せておられます。

 ・・・そこは(お地蔵さんがある場所)4~5メートルの落差があって、小さな滝になっていました。

 60年ほど前(この原稿は、昭和59年に書かれています)水流も豊富で、水車で米つきをする水車小屋がありました。

 ・・・大雨の時など、竹のスを張って「川がに」等をとっていた人々の姿が懐かしい。

 その滝付近の護岸工事の際、石垣の下から小さなお地蔵さんがみつかりました。・・・赤子を抱いているようにも見え、お乳を飲ませているようにも見えます。

 子供のころ、祖母からトンドの捨て子という昔話を時々聞かされました。

 (トンド・ドンドは、流れの急な場所で、水が音を立てて流れている場所を指しています。トンドは水の流れの音でしょう)

  「・・昔、子捨て場であったそうな・・」という言い伝えを知る人も多い・・そんな昔話もあるいは本当でないかと想像されます。

 *『ふるさと・やはた』(加古川農業改良普及所)参照

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