ある新聞の論説委員は次のようなショックな記事を書いています。
私も毎日安価な発泡酒の愛飲者の一人です。これは大変です。
退職の身では、簡単に替えることができません。
〈GM(遺伝子組み換え作物)〉
長年晩酌で朝しんできた発泡酒をやめて、別の物に変えた。
きっかけは、原料がこっそり遺伝子組み換え作物(GM)に替えられていることを知ったためだ。
「なぜ?」と調べていくとアメリカ社会の変化にたどりついた。
消費者から「NO」を示されて行きばを失うGMが、食品表示ルールの緩い日本に流れこむ状況が見えてくる。
食料輸入国の食べも物は、輸出する国の状況に大きく左右される。
悲しいかな日本の食の状況を理解するには、まずアメリカで起きていることを知らねばならない。
「遭伝子組み換えルーレット、私たちの生命のギャンブル」は、GM作物の壮大な実験場とGM作物の壮大な実験場といなっているアメリカの農と食の現状を伝える映画だ。
除草剤でも枯れない大豆や害虫を殺すトウモロコシの本格栽培が約20年前に始まったが、除草剤耐性持つに至った「スーパー雑種」が全米に広がり、何倍もの農薬を使わざるを得なくなってきている。
病気と関連性を指摘する研究も増えている。
腸や腎臓の疾患、がん、自閉症や認知症、アルツハイマーなど多くの病気が1990年代後半から増え続けているためだ。
消費者と企業のニースを受けて非GM作物や有機農産物が増産されているが足りないという。・・・以下省略・・・