ひろかずのブログ・2

79歳のおじいさんです。散歩したこと、読んだこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、腹が立ったこと等々何でも書いてみます。

野の花・野草(12) ヨウシュヤマゴボウ

2018-07-28 06:56:37 | 野の花・野草

    ヨウシュヤマゴボウ

 ヨウシュヤマゴボウは、いまの時期、散歩をしているとどこにでも見かける野草です。

 ヨウシュヤマゴボウは、特別に気にしなかったのですが、インターネットで次の説明を読んで驚きました。

     毒を持つ野草

 ヨウシュヤマゴボウは有毒植物で、全体にわたってがあり、果実も有毒である。

 毒性は、根>葉>果実の順であるが、果実中の種子は毒性が高い。

 ブルーベリーと間違って果実を誤食する事故もあり、注意が必要である。

 毒成分は、アルカロイドであるフィトラッカトキシン、サポニンであるフィトラッカサポニン、アグリコンであるフィトラッキゲなどである。

 また、根には硝酸カリウムが多く含まれる。

 誤食すると、2時間ほど経過後に強い嘔吐や下痢が起こり、摂取量が多い場合はさらに中枢神経麻痺から痙攣や意識障害が生じ、最悪の場合には呼吸障害や心臓麻痺を引き起こして死に至る。

 幼児の場合は、種子を破砕した果汁を誤飲すると、果実数粒分でも重篤な症状を引き起こしうるために十分な警戒を要する。

 覚えられませんが、恐ろしい毒をもっているらしいですね。気ををつけましょう。

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野の花・野草(11) コニシキソウ

2018-07-27 08:31:42 | 野の花・野草

 雑草とはいえ、今年ばかりはこの野草に尊敬してしまいます。

 焼けつくようなコンクリートの割れ目にも平気で頑張っています。

 なんと強い野草でしょう

 

 名前から大相撲の「小錦」を想像してしまいますが、小さな葉っぱの野草です。

 この強い生命力ため荒れ地でもはびこるので嫌われ者ですが、家の周りは宅地に変わり野草が少なくなっているせいか、けなげな感じもします。

 コニシキソウを調べてみました。

    コニシキソウ

 コニシキソウは、北アメリカ原産の一年草の帰化植物。

 畑や路傍、荒れ地に生育している。地面をはって広がり、茎から根を出すので、畑や庭では嫌われる雑草である。

 傷つけると乳液を出す。葉の中心部に赤紫色の斑紋がある。
 和名は小錦草であり、よく似ているニシキソウに比べて小さいことを意味している。

 ニシキソウとは、葉に明瞭な斑紋があること、植物体に毛が多いことで区別できる。

 今年ばかりは、雑草と呼びたくない気持ちです。せめて、「あら草」と呼んでやりたい。(no449)

 *写真:自宅前のコニシキソウ(今朝8時撮影)

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野の花・野草(10) ヤブガラシ

2018-07-26 07:50:52 | 野の花・野草

 このごろは、ものすごい熱波のため、日光が当たらないところを散歩しています。

 夏場、そこはいい散歩コースとなっています。

 新幹線下の遊歩道(側道)です。

 涼しいだけでなく、もう一つの楽しみがあります。

 新幹線の下の大部分は金網のフェンスで、入ることはできません。

 人が入り込めないだけ植物が繁茂しています。自然のビオトープ状態です。

 きのう紹介したキカラスウリも咲いています。

 今、目立つのはヤブガラシ(写真)です。

 ウィキペディアでヤブガラシを調べてみました。 

      ヤブガラシ

 ヤブガラシ(藪枯らし)は、ブドウ科ヤブガラシ属の一種です。

 つる植物で、日本ではよく見かける雑草です。

 和名は藪を覆って枯らしてしまうほどの生育の旺盛さを示しています。

 別名ビンボウカズラ(貧乏葛)とも呼ばれ、その意味としては、庭の手入れどころではない貧乏な人の住処に生い茂る、あるいはこの植物に絡まれた家屋が貧相に見える、またはこの植物が茂ったことが原因で貧乏になってしまう、などの意味に解釈されています。

 

 評判の良くない植物のようです。(no448)

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野の花・野草(9) キカラスウリ

2018-07-25 12:13:33 | 野の花・野草

            キカラスウリ

 散歩したのは、朝(7/25)の10:30ごろです。

 きょうも暑い・・・・

 新幹線の下の遊歩道ですから、日光は当たりません。でもすぐ外の道の照り返しはきつい。汗がだくだく出てきます。

 ここで倒れたら「老人熱中症で倒れる」とニュースでしょうね。

 

 今朝ここへこんな時間に来たのは、先日見つけていたカラスウリの写真を撮影のためです。

 新幹線の下に、バラスが積まれた場所があります。

 そのバラスにいっぱいカラスウリがツル伸ばしています。

 カラスウリというとすぐに「真っ赤な実」を思い浮かべるのですが、調べてみると花の形が少し違います。

 花のレースの部分がカラスウリと比べて少し短かく「キカラスウリ」らしいのです。

 カラスウリの実は赤いのに対して、このカラスウリの実は黄色いようです。

 実の色づく9月が楽しみです。

 いっぱい花が咲いています。

 根は芋状の根であり、この根のでんぷんを天花粉(テンカフン)といい、昔は、あせもや湿疹の薬にしたようです。(no447

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野の花・野草(8) ヒルガオ

2018-07-21 08:36:43 | 野の花・野草

 

      ヒルガオ

 単純な名前です。

 朝咲いて昼にしおれるのはアサガオで、昼咲くのをヒルガオ。

 今年も、新幹線の下のフェンスにアサガオのような花(写真)が咲きました。

 

 散歩ですが、この頃はもっぱら植物を探しながらの散歩を楽しんでいます。

 そうすると、この暑さの中でも自然と歩数が伸びるんです。

 それはいいのですが、少し寂しいことは、あれだけ春に咲いていた草花が少なくなりました。

 ほとんどの草は、どんどん育っているのですが、ほとんどの野草は花で自分を飾ることをやめたようです。

 そんな中で、ヒルガオは目立ちます。

 一服の清涼剤です。(no444)

 *写真:ヒルガオ(新幹線下の金網のヒルガオ)

 

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野の花・野草(7) スベリヒユ

2018-07-19 17:18:12 | 野の花・野草

    スベリヒユ

 2018年1月5日の「ひそかずの日記」に「永田耕衣のことを考えながら」という文章を紹介しています。

その一部を読んでおきます。

   ・・・・

 (私は)俳人・永田耕衣(ながたこうい)については、以前から何度となく聞いていました。

 こう書くと、「いや、私は、永田耕衣については聞いたことがない」という反論が聞こえてきそうです。

 そのはずです。一部の俳句に興味がある方の間では、よく知られていたのでしょうが、一般的には広く知れた人ではありません。

 耕衣とのつながりは、自宅のある加古川市尾上町今福の生まれていることだけです。

 個人的なことになりますが、家から50mのところが耕衣の生家です。

 そんなこともあり、以前から耕衣についてしばしば聞いていました。

 しかし、耕衣について、関心を持ったのは生家が近くであるということではなく、彼をモデルにした小説『部長の大晩年(城山三郎)』(新潮文庫)を読んで以来のことです。

 耕衣の老後の耕衣の生きざまに驚きもし感激しました。

 『部長の大晩年』は、次のように書き始めています。

     部長の大晩年

 永田耕衣、本名軍二は満五十五歳で定年の日(昭和30年・1955)を迎えた。

 勤続三十八年、退職時のポストは製造部長兼研究部長。勤務先は、三菱製紙高砂工場。

 戦前関西での三菱グループを代表する大工場であり、従業員千八百人。

 その工場長は、三菱系企業の関西での会合などでは、いつも幹事役をつとめる立場に在った。

 それほどの大工場で、耕衣は、工場長、工場次長に次ぐナンバースリーポストについていたのである。(以上『部長の大晩年(城山三郎)』より)

 俳句の世界では名高い耕衣については『部長の大晩年(城山三郎)』をお読みください。・・・

   踏み切りの スベリヒユまで 歩かれへん

 耕衣は平成6年、左大腿骨を骨折しています。

 手術を受けました。この時「大腿骨まる折れの秋深きかな」です。

 手術後、体力の衰えか、散歩の足は伸びませんでした。

 こんな状況での句が「踏み切りの スベリヒユまで 歩かれへん」です。

 どこまでも、あるがままの人生を楽しもうとする耕衣の姿が、そこにありました。

 スベリヒユを見つけると、いつも永田耕衣のこの句を思い出します。(no442)

 *写真:スベリヒユ(自宅の近くのHさんのお宅の畑のスベリヒユ)

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野の花・野草(6) シソ・紫蘇

2018-07-18 10:53:16 | 野の花・野草

 

    シソ(紫蘇)

 ウキペディアで「シソ」を調べてみると、次のような話を紹介しています。

 ・・・

 伝説では後漢の末期、洛陽の若者が蟹の食べすぎで食中毒を起こし死にかけたときに、名医・華佗がシソの薬草を煎じ、紫の薬を作った。

 薬を用いたところ、若者はたちまち蘇った。

 また、蟹を食べて食中毒にかかってしまって死にかけた子供に、紫のシソの葉を食べさせたところ蘇ったという。

 それからこの草を「紫蘇」と呼ぶようになったと伝えられている。・・・

 

 自宅の前の草地は畑ではありません。2年ほど前までは畑でした。

 今年は、そこに植えていないのにシソ(紫蘇)が、密集して生えました。

 まるで、野草のようです。

 背丈は、今のところ畑の時代のように大きく育っていません。

 でも、まさにシソのいい香りです。

 シソ(紫蘇)は野草ではないのですが、「野の花・野草」で紹介します。

 使われないで、枯れてしまうのは少しもったいない気がします。(no441)

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野の花・野草(5) ツユクサ

2018-07-17 08:32:52 | 野の花・野草

   ツユクサ(露草)

 ツユクサ(露草)はの隅や道端で見かけることの多い雑草です。

 朝咲いた花が昼しぼむことが朝露を連想させることから「露草」と名付けられたという説があります。

 英名の Dayflower も「その日のうちにしぼむ花」という意味を持っています。ツユクサは古くは「つきくさ」と呼ばれており、上述した説以外に、この「つきくさ」が転じてツユクサになったという説もあります。

 「つきくさ」は月草とも着草とも表され、元々は花弁の青い色が「着」きやすいことから「着き草」と呼ばれていたものと言われているようです。

 この説が本当のような気がします。

 それにしても熱い毎日がつづきます。

 朝のこの花は一服の清涼剤です。

 自宅の前にはツユクサが群生しています。

 夏中、いっぱい咲けよ・・・(no440)

 *写真:自宅前に生えるツユクサ

 

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野の花・野草(4) ランタナ

2018-07-16 11:35:50 | 野の花・野草

         ランタナ

 以下は、ランタナの説明です.ウキペディアの一部からおかりしています。

 

 多数の小花からなる散形花序をつける。開花後、時間がたつと次第に花色が変わるため、同一花序でも外側と内側では花色が異なる(内側が新しい)

 ・・・

 果実は黒い液果で有毒といわれるが、が食べ種子を散布する。

 茎は断面が四角で細かいとげが密生する。葉は対生し表面がざらついている。暖地では戸外でもよく育ち高さ1.5mほどになる。

 政界の侵略的外来種ワースト100に選定されている。

 

 可愛いきれいな花ですが、あまり好意的な説明ではありません。

 日本へは本来は、園芸種として入ってきたのでしょうが、今では野生化して広くみることができます。

 今朝(7/16)も河川敷まで散歩をしてきました。

 自宅の庭にもランタナがありますが、鳥が種を運んだようです。

 手折れば、いい香りがします。

 すきな花です。(no439)

 *写真:自宅のランタナ

 

 

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野の花・野草(3) ヘクソカズラ

2018-07-12 09:43:26 | 野の花・野草

 (以下の文は、昨年の8月12日の「ひろかずの日記」の一部です)

         ヘクソカズラ

 この花の名前は、子どものころから不思議と覚えています。

 たぶん、子供のころ遊び仲間が「この花揉んで嗅いでみな・・・」とでも言って、その反応を楽しんだからと思われます。

 嗅いで見ると、たしかに、ほのかな「ウンコ」のような匂がいします。

 それにしても凄まじい名前です。この花がかわいそう。

 匂いのため、ヘクソカズラを食べる虫はほとんどいないとか・・・

     新幹線下の散歩道

 とにかく暑い日が続いています。

 そんな時、昼間でも散歩によい場所があるんです。

 新幹線の下の南北は歩道です。

 そこは、午前・午後どちらかがいつも日陰をつくります。

 新幹線の下は立ち入り禁止でネットが張ってあり、そのネットにヘクソカズラが張り付いて咲いています。

 新幹線の線路下は立ち入り禁止で、ビオトープ状なって草地が残っています。

 *写真:ヘクソカズラ(新幹線の近くの草地で撮影)(no437)

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野の花・野草(2) ワルナスビ

2018-07-11 08:06:29 | 野の花・野草

 

       ワルナスビ

 きのうのブログ(ひろかずの日記)で『野の花・野草』(日本文芸社)を購入したことを書きました。

 散歩週中に見つけた(覚えた)花・野草を書きたくなりました。

 昨日(7/10)、昼から平荘湖を草花を求めて散歩とシャレ込んだのですが、今、春の花いっぱいの季節は過ぎて、野の花は端境期なんですね。

 少年自然の池の駐車場の所で版とも不思議な花を見つけました。

 まるでナスビに似ているはなでした。

 写真を撮り、本でそれらしき花をさがしました。

 ありました!・・・

 名前は何と「ワルナスビ」というそうです。

 説明に「葉や組に鋭い棘があり、繁殖力が強い始末の悪い雑草の意味で名前に「悪」がついています。

 外来生物法で、要注意種になっています」とあります。

 そういえば、撮影の時に花に触れ、チクリとやられました。

 かなりたちの悪い植物らしいのですが、初めて名前を知りました。

 それに、秋には1.5cmぐらいの果実をつけるようです。

 楽しみです。(no436

 

 *あたらしいカテゴリー「野の花・野草」をつくりました。「きのうの野の花・野草を購入しました」を(1)とします。

 今後、野草・花は、このシリーズ(カテゴリー)で紹介することにします。

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野の花・野草(1) 散歩中に野の花・野草の名前を覚えます

2018-07-10 11:14:50 | 野の花・野草

    散歩中に野の花・野草の名前を覚えます

 興味・関心があると、注意して見たり聞いたりしますね。

 75才ともなると新しい興味関心なんてできません。

 でも、心配事が追っかけてきます。

 「病気」です。それに対しては関心を持たざるをえません。

 さいわい、散歩を始めています。何とか去年の5月13日に始めた散歩は、続いています。

 大雨の時は、新幹線の下の歩道を歩きます。

 でも、1万歩は結構きついと思う日もあります。

 でも、続いているのは2つほど工夫をしています。

 一つは午前中5000歩ほど歩き、午後か夕方に5000歩近くをあるきます。

 それに家の片づけとか買い物をしますので、あまり無理なく1万歩の散歩は達成できています。

 10000万歩を2回に分けて歩きます。

 

 最近は、散歩に楽しいことをプラスさせました。

 散歩中にみる「野の花・野草」の名前を覚えることです。

 見慣れていても、名前の知らない野草がほとんどです。

 そこで、先日、ピッタリの本『散歩で見かける野の花・野草』(写真)を購入しました。

 この本でも、わからない野草は当面パスして、私の新しい興味・関心の分野を開拓します。

 散歩は、ボケ防止には最適なようです。(no435

 *写真:『散歩で見かける野の花・野草(金田一著)』(日本文芸社)

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