頃合いを測ったテムノス浜頭がオキテスに声をかける。
『オキテス隊長、いい風に恵まれての航海で考えていたより早くイラクリオンに着港した。ごくろうだった!この頃合いならエドモン浜頭は在宅だろうと思う。浜頭と要件について話し合う。二人だけで話し合う』
『解りました』
『それを終えて、今日のこれからを決める、いいかな。少々の間だ、ここで待っていてほしい。それでだが、先ほどの販促に使う木板を1枚もらう。それをエドモン浜頭に渡して話し合う』
『解りました』
オキテスは販促ツールを1枚、テムノス浜頭に手渡す、受け取ったテムノス浜頭がエドモン浜頭の館のあるイラクリオンの街区に向けて歩みだす、その背中をオキテスらが見送る。
半刻が過ぎる、話し声が近づいてくる、テムノス浜頭にエドモン浜頭の二人連れが話し合いながら歩いてくる。
二人をオキテスが迎える、エドモン浜頭がオキテスに声をかける。
『おう、これはこれは、オキテス隊長、ようこそ!遠路をはるばる見えられた、ごくろうでした!』
『エドモン浜頭、無沙汰で過ごしています。元気でいられる浜頭の姿に接し、心から何よりと感じ入っています』
『おう、ありがとう。アエネアス統領もイリオネス軍団長も元気に過ごしていられるかな?』
『はい!ありがとうございます。二人とも極めて意気軒高にして元気に日々を送っています。エドモン浜頭と顔を合わせたら、くれぐれもよろしく伝えるよう言づかってきております』
『おう、そうかそうか元気でいられる、それは重畳!何よりです。ところでオキテス隊長、マリアの集散所が発注した船の件だが、建造のほうは進んでいるかな?』
『はい、只今、建造の真っただ中です。このたび計画しました船舶の売り出し催行の初日に注文主に引き渡し出来るように作業を進めています』
『それは、重畳!』
『引き渡す戦闘艇には、最新の装備構造を造作して納入いたします』
『ホッホウ、それはいいことです。先ほど、テムノス浜頭からもらった販促ツールに書き記してある装備構造を造作してですな』
『はい、そうです』
『それは注文主が喜びます。納入の配慮が行き届いていますな。喜ばしいことです』
エドモン浜頭が手をさしのべる、オキテスがさしのべられた手を握る、顔を合わせる、目が合う、二人がうなずき合う。
『オキテス隊長、今日のこれからだが、テムノス浜頭から今回の船舶の売り出しの件について、一部始終を聞きました。その件について、我が方の処し方の目途をつけています』
『そうですか、ありがとうございます』
『ありがとうは早かもしれませんぞ!マリアの集散所へ行きましょう!詳しいことについては、船上において話します』
『解りました』
『オキテス隊長、今夜はマリアにて過ごしてください。そのように準備します』
『配慮ありがとうございます』
エドモン浜頭がオキテスとの話を終えて、テムノス浜頭に声をかけた。
『オキテス隊長、いい風に恵まれての航海で考えていたより早くイラクリオンに着港した。ごくろうだった!この頃合いならエドモン浜頭は在宅だろうと思う。浜頭と要件について話し合う。二人だけで話し合う』
『解りました』
『それを終えて、今日のこれからを決める、いいかな。少々の間だ、ここで待っていてほしい。それでだが、先ほどの販促に使う木板を1枚もらう。それをエドモン浜頭に渡して話し合う』
『解りました』
オキテスは販促ツールを1枚、テムノス浜頭に手渡す、受け取ったテムノス浜頭がエドモン浜頭の館のあるイラクリオンの街区に向けて歩みだす、その背中をオキテスらが見送る。
半刻が過ぎる、話し声が近づいてくる、テムノス浜頭にエドモン浜頭の二人連れが話し合いながら歩いてくる。
二人をオキテスが迎える、エドモン浜頭がオキテスに声をかける。
『おう、これはこれは、オキテス隊長、ようこそ!遠路をはるばる見えられた、ごくろうでした!』
『エドモン浜頭、無沙汰で過ごしています。元気でいられる浜頭の姿に接し、心から何よりと感じ入っています』
『おう、ありがとう。アエネアス統領もイリオネス軍団長も元気に過ごしていられるかな?』
『はい!ありがとうございます。二人とも極めて意気軒高にして元気に日々を送っています。エドモン浜頭と顔を合わせたら、くれぐれもよろしく伝えるよう言づかってきております』
『おう、そうかそうか元気でいられる、それは重畳!何よりです。ところでオキテス隊長、マリアの集散所が発注した船の件だが、建造のほうは進んでいるかな?』
『はい、只今、建造の真っただ中です。このたび計画しました船舶の売り出し催行の初日に注文主に引き渡し出来るように作業を進めています』
『それは、重畳!』
『引き渡す戦闘艇には、最新の装備構造を造作して納入いたします』
『ホッホウ、それはいいことです。先ほど、テムノス浜頭からもらった販促ツールに書き記してある装備構造を造作してですな』
『はい、そうです』
『それは注文主が喜びます。納入の配慮が行き届いていますな。喜ばしいことです』
エドモン浜頭が手をさしのべる、オキテスがさしのべられた手を握る、顔を合わせる、目が合う、二人がうなずき合う。
『オキテス隊長、今日のこれからだが、テムノス浜頭から今回の船舶の売り出しの件について、一部始終を聞きました。その件について、我が方の処し方の目途をつけています』
『そうですか、ありがとうございます』
『ありがとうは早かもしれませんぞ!マリアの集散所へ行きましょう!詳しいことについては、船上において話します』
『解りました』
『オキテス隊長、今夜はマリアにて過ごしてください。そのように準備します』
『配慮ありがとうございます』
エドモン浜頭がオキテスとの話を終えて、テムノス浜頭に声をかけた。
