室戸岬の慎太郎像と朝日を同時に撮影するには、ある秘密の場所から撮影する必要があります。
しかも、慎太郎像と朝日をバランスよく配置するためには、限られた期間しか撮影できません。
その上、だるま朝日と慎太郎像で組み合わせて撮るとなると、よほど幸運が重ならない限り無理です。
時期的には、3月14日から16日あたりがもっともいいと思うのですが、このわずかな期間にだるま朝日が出現する確率は限りなくゼロだろうと思います。
仮に、だるま朝日が出たとしても、絵的には、問題があります。
慎太郎像の前後には水銀灯があります。
この水銀灯が絵的にはよくありません。
かといって、水銀灯を取り外すことはできません。
撮影している場所はかなり危険な場所です。
一人分のスペースしかなく、三脚をまともに、立てることはできません。
体のバランスを崩すと、落ちる危険があるし、三脚とカメラも落下の危険があります。
わざわざこんな場所から撮影する必要はないと思います。
実は撮影した日にはだるま朝日が出たのですが、位置的には、慎太郎像のやや後ろ側でした。
3日前にだるま朝日が出ていれば、バランス的にはよかったと思います。
画像では、ほとんど慎太郎の目の高さに太陽が昇っているのですが、太陽がこの高さになると、明るくなりすぎて、太陽の形が崩れてしまって、太陽の色も真っ白になってしまいます。
ガスがかかっていれば、赤い太陽になったはずですが、風景撮影というのは、自然まかせですから、人間の意志ではどうにもできないので、虚しさを感じます。
風景撮影は、あまりにも無駄な時間と労力を使ってしまいます。
モデル撮影会なら、カメラが壊れるほどシャッターを押すことができます。
昨年の内原野つつじ祭りモデル撮影会では、3,000カット以上撮影しています。
小学生から、80歳を超えた高齢者まで、幅広い年齢層の方が参加できる、高尚な社会的文化事業であるモデル撮影会を室戸ジオパークの室戸岬で開催できることを期待します。
そろそろ、『内原野つつじ祭りモデル撮影会』も近づいてきました。
おそらく、今年も例年通り、開催されるだろうと思います。
今年は龍馬伝で岩崎弥太郎と、安芸市が注目されているので例年以上に多くのカメラマンが県内外から参加することと思います。
個人的には、今年も切実に参加したいのですが、今の状況ではほぼ参加は絶望的です。
何か幸運なことが奇跡的に起こって、参加できることを願うのみです。
1時間とか、2時間程度であれば、参加できるかもしれないですが、内原野に行くまでの往復の時間を考えると、絶望的です。
しかし、希望は持ち続けようと思います。
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