きまぐれ日記

高知県室戸市の地域情報と写真などの趣味の話。時々エッセイ風に。

命を守る細い道

2012年12月09日 10時15分03秒 | 日常
吉良川の西の川の奥に行く道は、羽根川の奥に行く道よりも、走りやすいのですが、それでも、所々、道路の上に小石が乗っています。

道に樹木が覆いかぶさるように枝を伸ばしているところもあって、枝を伐採する作業もしていました。

長者野よりも、まだ、奥にも民家があるようで、車一台分の幅しかない道を軽トラックがけっこうスピードを出して走っていました。

『釣りの口』あたりは集落になっていて、民家がある程度の数まとまっていて、東の川に向かう、林道の登り口もあります。

見た感じでは、空家もあるようでした。

こういう場所でも、人々の暮らしはあります。

その暮らしを支えるのは、一本の細い道です。

この道が、台風、大雨で、切断されてしまった場合は、人々は物資を手に入れる手段を失います。

実際、西の川の大角山あたりの道が川の増水で切断されて、さらには、その上流の、『古矢橋』も土砂で壊れ、山肌の一部に亀裂が入り、『釣りの口』、『長者野』から奥は、孤立しました。

物資は、ヘリコプターで空輸されました。

台風、大雨で、こういう状況は、いつでも起きてしまいます。

道は、住民の命を守ります。

こんな状況でも公共投資は、必要ないと言う人は、現地を自分の目で見てみるべきです。

公共投資をやめてしまえば、橋も、道も、トンネルも、老朽化によって、壊れ、人の命を奪います。

造ったものはメンテナンスが必要です。

国民の安心安全のためには、公共投資は継続する必要があります。


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12月8日(土)のつぶやき

2012年12月09日 02時07分01秒 | 日常

冬型の気圧配置で、西の風が強い。今夜の、安芸市のキャンドルナイトはこの風の影響はないだろうと思う。


「南海地震とマヤ歴の偶然の一致」 ブログ更新。 goo.gl/5mVKX


行こうと思いつつ、なかなか行けなかったのですが、ついに、吉良川の西の川の奥の、長者野の廃校を見てきました。銀杏を撮影する予定でしたが、すでに散っていた。 pic.twitter.com/Jxn4TNMD


ぶれていますが、トタンの壁に長者野と書かれている。ここからさらに奥にまだ民家があるようだ。吉良川大橋の西詰めから、川沿いに約12キロ奥。時間にして23分。こんな場所なのに携帯の電波が入る。 pic.twitter.com/fPk76EJ1


長者野の近くの、『ふるやばし』。多分、古矢橋と書くと思う。 pic.twitter.com/FEYoatWG


ふるやばしからさらに国道よりの、『釣りの口』。 pic.twitter.com/qMHNuiU0


室戸市の吉良川の西の川の奥の、長者野でも、携帯電話の電波が100パーセント受信できたのには驚いた。さすがに、ドコモ。川の奥でも電波が届くのは重要。川に落ちて遭難しても、携帯で、助けを呼ぶことができる。