そうなんだ。

外国語で知ったこと。

じゃんけん   英語

2014-01-20 13:00:00 | 語学
海外(特に西洋)では、試合の “先攻後攻” を決める際に
コイントスを行っているシーンを見かけます。
審判が上手にコインをはじいて手の甲に乗せて隠し、表か裏を
当てさせて、当たった方が先攻なり後攻なりを選ぶアレです。
映画の中では、女の子に声を掛ける順番などもコイントスで
決めたりしています。

まぁ絵になりますけど、“じゃんけん” の方が、ズルできないし
コインがなくてもいいし、簡単だと思いませんか?
なぜ、“じゃんけん” にしないのだろう・・・。
と思っていたら、“じゃんけん” は日本独特のものだそうです。

グーが石で、チョキがハサミで、パーが紙。

“じゃんけん”をこんな風に外人に説明したのでしょう。
和英辞典で “じゃんけん” を引いてみると

「rock,paper,scissors」(ロック ペーパー シザー)
    ・・・じゃんけん

“岩、紙、はさみ” で “ぐー・ちょき・ぱー” とは順番が
少々異なりますが、具体的な名称で呼ばれているようです。

注意書きに、『元来日本のじゃんけんのような遊びの習慣は英米にはない』
と書かれています。

“じゃんけん” が無い世界というのは、いろいろと不便では
ないのでしょうか・・・。
例えば、子供の遊びの“鬼ごっこ” や “かくれんぼ” では
どのように鬼を決めるのでしょうか。
頂き物のケーキを選ぶ時の順番決めはどうするのでしょうか。

“じゃんけん” を知らなければ、 “あっちむいてほい” や
“おちゃらかほい” など、手軽に楽しめる遊びもできません。

私達は日本人なら誰もが使いこなせる、すばらしいカルチャーを
持っていました。
“じゃんけん” はユネスコ文化登録(?)に値します! 



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大河   フランス語

2014-01-17 13:00:00 | 読書

2011年のお正月から付け始めた “5年連用日記” も
4年目に入りました。
後ろの余白ページに読み終わった本の日付・題名・著者名
を記してあります。
昨年は1年間で108冊読んでいました。 (テルマエ・ロマエなど
漫画本は除く)

友人ゴンからは

ゴ 「どうやって本を読む時間を作れるの?」

と聞かれたことがありますが、たぶん読む速度が速いのでしょう。
それとクリーニング店の受付仕事が暇な時期に、
入口からは死角となる場所で、立ったまま読んでいることが勝因(?)なのかもしれません。

昨年からの引き続きである 『国盗り物語』第4巻・司馬遼太郎著
を読んでいる最中ながらも、今年に入ってハウツー本やら新書を
すでに4冊併読し終わっています。

この 『国盗り物語』 ですが、過去に絶対読んでいるはずなんです。
斉藤道三への見せしめに悪党どもが彼の妻を誘拐し、凌辱しました。
この妻を助け出した道三が、悪党の人数分のキツネの死骸を用意して
妻に “きつねの悪戯だったので成敗しておいた” と、すべてキツネに
化かされていて、現実の事ではないと思わせた場面。
記憶にあるのですが、そこ以外は全く覚えていません。

織田信長に嫁いだ斉藤道三の娘 “濃姫” が、明智光秀の “いとこ”
にあたることなどは、覚えていてもよさそうです。
こういう人間関係は興味あるはずなのですけれど・・・。

まぁ、でも面白かった本を書きとめておけば、何十年後の忘れた頃に
再度新鮮な気持ちで楽しめる本を自分で推薦できるわけですから、
覚えていなくてもいいですね。

歴史小説を選ぶ際に、期待を裏切らないのは “NHK大河ドラマ”
の原作本でしょう。
放送年月や当時の視聴率に関係なく、原作本は読みごたえがあり
面白いです。
史実にのっとったストーリーはしっかりしていますし、NHKのお眼鏡に
かなった折り紙付きの内容です。

大河の意味を広辞苑で引くと、“大河小説”(roman fleuve フランス語)
と書いてあります。 なぜここでカッコの中にフランス語?

「roman」(ロマン)・・・小説
「fleuve」(フラーヴ)・・・大河(大きい川)

「roman fleuve」(ロマンフラーヴ)・・・大河小説

もともとフランス大長編小説の一形式の呼び名だそうです。
大河のように流れる時間を軸に、それに絡む人物や社会を総体として
描き出すのが、主たる特徴。

なるほど。 それをもじって大河ドラマなんですね。

本を読みたいけど何を読むか決まらない時は
どうぞ、大河ドラマの原作を選考基準に加えてください。





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ヘルツ   ドイツ語

2014-01-15 13:00:00 | 語学
もちろん本人の努力も必要ですが、指導者によって能力を
引き出される例はたくさんあります。
スポーツ・楽器演奏・勉強もそうでしょうか・・・。
きっと、凡人から抜け出せる “コツ”があるのでしょう。

小学生の頃から英語の勉強をしてるわりに、時間に見合う
成果が出ていない私は、きっとこの “コツ” をつかんで
いないのです。
そこで今年の抱負で語った“英語の基礎固め”を始めるにあたって、
ブックオフにてハウツー本を何冊か物色してきました。

“脳の学習限界年齢”

母国語言語習得の遺伝的に決まっている機能発達年齢は
8~13歳までだそうです。
これ以降はバイリンガルにはまず成れない。
脳の学習限界年齢により、固定化されてしまった日本語の言語空間
の中で英語を学ぼうとしてもダメだそうです。
どうするのか・・・。

人間の脳はほとんど使われてません。 その使われていない部分に 
“英語脳” として新たにネットワークを作ればいいそうです。
ふむ、ふむ・・・。

また別の本では

“周波数領域” について書かれていました。
日本語はおよそ100~4,000Hzの周波数領域で、英語はおよそ
3,000~10,000Hzだそうです。 日本語だけを聴いて育った耳は
この重なっている3,000~4,000Hzの周波数領域しか聞き分けられない
んですって・・・。
ということは、ほとんど聞き分けられない。
どうするのか・・・。

これも脳細胞に高周波数の音声刺激を与えて、聞きとれるような
ネットワークを構築すればいいそうです。
ふむふむ・・・。

普通に読み進まれたと思いますが、Hzはヘルツと発音します。
音波・電磁波などの振動数の単位。 ふつうは1秒間の振動数で
表わすそうです。
これはドイツ語からです。
いや、ドイツ人の名前からです。
19世紀ドイツの物理学者 H.R.Hertz(ヘルツ)博士
の名前から付けられました。

ハウツー本の理屈は分かりました。
方針は決まりです。
ひたすら英語を聞き、周波数領域を広げて “英語脳” と定めた場所に
深いシワを刻んで回路を作ります。

1年後の成果を、お楽しみに・・・。
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お神輿   英語

2014-01-13 13:00:00 | 語学
『毎年初詣は浅草寺(せんそうじ)』 と決めている母を1人で
行かせるのも心配なので、同行しました。
実は同じ敷地内にある浅草神社(あさくさじんじゃ)の
御朱印を頂くとの心づもりもありました。
浅草という漢字の読みは、お寺がセンソウ寺で神社がアサクサ神社。

日本の仏教は中国から伝来しているので、寺院名の漢字は基本

 “音読み” 

私が御朱印を貰った喜多院(きたいん)も善光寺(ぜんこうじ)も
増上寺(ぞうじょうじ)も、確かに“音読み”です。 
例外もありますが、少ないそうです。

一方、神社は日本古来のもの。 ほとんどが地元に根付いていて、
その土地の名前がつけられていることもあり、神社名の漢字は基本

 “訓読み”

なるほどね~。

浅草神社で御朱印を頂く際に、いつものように由来のパンフレット
も貰い受けました。
小さい字でビッシリ書かれたパンフレットの後ろ表紙は英文でした。
タイトルが 「SANJYA MATSURI」。 
三社祭りについてです。

その英文を読んでいて、恥ずかしながら改めて気がついたことが
あります。 “そいやっ、そいやっ”のお神輿かつぎの英訳です。

The parede of the portable shrines
 (ザ パレード オブ ザ ポータブル シュラインズ)

パレードは日本語にもなっているパレードです。

「portable」(ポータブル)・・・持ち運びできる・携帯用の

「shrine」(シュライン)・・・神社

お神輿とは携帯神社のことだったんですね?
そういえば、確かに神社のデザインです。
神様が乗る輿は、神社のミニチュアだったんですね?
それなら、居心地もは悪くないことでしょう。


追記 * 4行目の御朱印をクリックすると、浅草神社の御朱印が
ご覧頂けます。


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ディアマンテ   イタリア語・スペイン語

2014-01-10 13:00:00 | 日記
昨年末のブログ「ジュエリー」で、娘の20歳の誕生日に贈る
ファーストジュエリーについて書いたところ、友人達から
それぞれの心温まるエピソードが寄せられました。

その中で “別の目線” に気が付かせてくれたのが、
友人“わんこ” のコメントでした。

『タンスで眠っている指輪をネックレスに作り変える』

“今までも身に付けなかったが、これからは尚更身につけないだろう” 
との考えに至った老母から、ダイヤの指輪が譲られていました。
もらった私も引き出しに入れっぱなしで、一度も嵌めたことがありません。

なぜなら・・・、
手袋さえ突き破り、あらゆる物を傷つけてしまう程、爪が立った指輪。
まさしく武器にもなりうる、古~いデザインなのです。

プレゼントは消費税が上がる前までに用意する予定でいました。 
早々に動いたのは、“リメイクという選択肢” を確認したかったのです。
お正月特典がありそうな東武デパートに指輪を携え、クリスマス会以来の
スカートを履いて見積もりに行きました。

宝石売り場の若い店員さんがとても私を褒めてくれます。 例えば

私 「眠らせておくのも、モッタイナイと思って・・・」

店 「お客様その通りでございます。 身につけてこその宝石です」

あるいは・・・

私 「シンプルなデザインにした方が永く使えますよね」

店 「お客様その通りでございます。 シンプルなデザインは
   どの年齢でもお使い頂き易いので永く身に付けられます。」

極めつけは

店 「大きなお譲様がいるようには見えませんでした。
   お若く見えると言われますでしょ?」

ここまで言ってもらえたので、その場でオーダーしました。
それにね・・・。
回りのショーケースに並んだ同等のネックレス価格とは、比べ物にならない程
安くあがるんです。
加工料とプラチナチェーン(サンクスフェァ1割引)代で済みますから。

ダイヤモンドの発音は英語ですが、イタリア語・スペイン語の発音も
聞いたことがあります。
2カ国語とも同じ綴りで同じ発音です。

「diamante」(ディアマンテ)・・・ダイヤモンド

三菱自動車の “ディアマンテ” は、ダイヤモンドという意味
だったんですね。




 
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