そうなんだ。

外国語で知ったこと。

ファースト   英語

2012-01-06 13:00:00 | 旅行
《ファーストラブ》初恋 ・ 《ファーストエイド》応急手当
《ファーストベース》一塁 ・ 《ファーストクラス》最上の 

「first」(ファースト)・・・最初の ・ 一番目の ・ 最高の

よく使われています。 自分にとって “最初の” は、 なんであれ
期待と不安が混ざり合って、 誰かに話したくなりませんか?

話したら落ち着くであろう “最初の” に、 くぎを刺された事があります。
それは、 私のカナダ初添乗業務の時です。 この時はカナダもファーストタイム
添乗業務自体もファーストタイム、 しかも独りでお客様20名のツアーリーダー。
身内に不幸があった添乗員の代役を、 急きょ承りました。 出発は4日後。

「手術を初めて受ける時、 執刀医に 『私も初めてですが、 頑張りますので、
よろしくお願いします。』 と挨拶されたら不安になりませんか?」

学者肌の部長の “先手を打つ遠まわしな言葉” で、 悟らされました。

プロとして告白してはならぬ、 “初めて” があると・・・。 

成田空港に集合して、 「皆さまの旅のお供をさせていただきます。」
の自己紹介時、 「初めてなので、 ご迷惑掛けてしまうかもしれませんが、 
よろしくお願いします。」 と、 どれほど先に言い訳したかったか。

演劇部出身です。 旅慣れた添乗員役を8日間演じきりました。
帰国後、 成田で老夫婦から 「あなたのおかげで、 楽しかったわ。」
と心付けを頂いた時のうれしかったこと。 “ファーストチップ”。

往路シカゴ空港での乗り換え時、 居合わせたらしい他社のベテラン添乗員から
「いやぁ、 久々に走り回ってる添乗員を見かけたよ。 初々しいねぇ。」
と後日、 我社に笑い話が届いたとか。 同業者には見抜かれたようで・・・。
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