清水で洗い清める菜ものです。
冷たいを通り越して痛いくらいです。
それでも洗い清めていただきます。
東京にいる頃、いつものコンビニでタバコを一個買いました。
どこで買っても同じ値段の煙草です。
できるなら、あのおばさんから買いたい。
今日のテーマは、「いつも変わらぬ味」です。
私は、飲食店業のオーナーの肩書が増えました。
心がけることは、今日より明日。
一人のお客様の満足。
お客様は、「この味よ」と通われます。
リピーターになるかは、紙一重です。
1年に100日出張していた頃、食事にはこだわりました。
一度決めたら、通い続けることになります。
初めての土地だと、決めるまで2-3時間かけることもありました。
胃袋を掴まれて身動きができない。
通うのは、そんな店です。
家庭で味わうのは、お袋の味です。
こちらは、生涯の味覚を決める。
かみさんと結婚したころ、東西の味覚の調整に1年かかりました。
それが我が家の味となりました。
経済的に美味しいものばかりではありませんでした。
それでも食べ続けました。
他に選択肢はありません。
決める前の味見。
少しだけ皿にもっていただきます。
こだわるのは、塩梅です。
味と共に問われるのは、雰囲気であり人柄です。
これは、その人が持っている人生観で決まります。
マニュアルでは、作れないものです。
私達は、未知の世界に入りました。
毎日が異なる一日です。
今はそんな気持ちです。
つんつんと つつくは何を 竹輪から
2017年4月14日