
女の人を描くのはいつも緊張します。
鼻の穴を開いて、今日も楽しむぞという表情を描きたかったのです。
唇に現れていました。目が優しかった。
こちらを見ているようで見ていなかった。
どれも表現できなかった。
今日のタイトルは、「表現」です。
心的状態、過程または性格・志向・意味など総じて精神的・主体的なものを、
外面的・感性的形象として表すこと。また、この客観的・感性的形象そのもの。
すなわち表情・身振り・動作・言語・手跡・作品など。表出。
「表出」とは、精神的活動の動きが外部に表れること。表情・呼吸運動・筋肉運動・
腺分泌の変化など。
(広辞苑より)
「表現」について、書こうとしました。
広辞苑とて、難しい解説です。
毎日、この時間に現れた感情や考えを文字にして伝えようと努力しています。
言ってみれば、絵手紙にしろ文章にしても「表現」の一部です。
できるだけ正直に感情・考え・気持ちを表現したい。
自分の考えていること、感じていることを伝えることは容易ではありません。
形にするにしたがって、ちょっと違うなと感じます。
ビールを飲んで、体調がよければ麦芽の甘さを感じる。
目が素敵だなと思って形にすると、なんとなく語りかけてくる。
形と実物との間の違いはあっても、語りかけてくる。
その形が「表現」だと思います。
感じたことや考えたことを説明する。
形にするのは、歌であったり踊りであったりします。
時には、料理の味であったりします。
すべての表現で喜びや悲しみが伝わります。
多少違ってもよいのです。
受け手が感じるもので良いのです。
形に責任は伴います。
しかし受け手の感受性までは入り込めない。
伝えたい馬鹿正直を大事にしています。
自分は、どう思っているかを表現します。
明日は、同じ思いにはならないから今日表現します。
そして、脳に刻んでいきます。
絵手紙として残していきます。
私のブログは、Know-howものではありません。
ちっとも役に立たない。
勝手な意見の陳列と言ってもよい。
わがままとも言える。
読んでくださる方々に申し訳ないとも思います。
冒頭のレディーが、「弾けたい」と思っている内面を表現したかった。
ほろほろと 綿毛さまよい 行き先は
2017年4月4日