故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

余り

2017-04-28 07:29:36 | プロジェクトエンジニアー

「宴も半ば」というタイトルの絵です。
美味しかった巨峰です。
残した物か残ったものか、「余り」が皿の上に残っています。


友人にパンを届けに行きました。
お返しに、飲みかけの久保田万寿をいただきました。
これでは、バランスがとれないと言いながら、いただいてきました。
余りもののようなものですが、そうではありません。

あげる物は、常に一級品です。
自分が美味しいと思うものだからあげようと思います。

深夜、冷え込みました。
灯油を足しに外に出ることになりました。
植えたトマトの苗が心配になるほど冷えました。

もてる男がいました。
たくさんの彼女がいました。
余りはないのかと待っていましたが、
決して余るような回ってくるようなことは起こりませんでした。

今日のタイトルは、「余り」です。
事をした結果、出た残り。
物事が普通(正当)と思われる程度を越えること。過度。法外。あんまり。
それほど。そんなに。
さらに余分のあることを示す。

「余り」とは、良いことのような、そうでもないことのような言い回しです。
私の「余り」に感じることは、
冒頭に述べたように、良いものの残り物です。
人は、常に余分を用意します。
それが自然です。
「満足がいくであろう」のちょっと上を準備します。

人生に「余り」はあるでしょうか。
こればかりはないようです。
お年寄りが、「おまけのような」残り(将来)の人生だ、
と例えることがあります。
当然ながら、死ぬまで生きる。
決して余りではない、厳しいはずです。

この方の人生は、満足がいくものだったのでしょう。
これからも、おまけ(余り)のような良いことがあるように
思われているのでしょう。
若かった頃の私のように、
余り(おまけ)が回ってきてもよさそうだと思われていますか。
こればかりは、人からは決して回ってこないものです。

余韻を残して生きたいものです。
ああ、終わったか。
と本編のあとのコマーシャルを見ているような気分になれるでしょうか。

抜ける空 余りと余計 紙一重

2017年4月28日
コメント
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