故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

朝日

2017-04-13 07:33:11 | よもやま話

「去る者は追わず、来る者は拒まず」というタイトルの絵です。
万人に朝が来ます。
さあ、今日は何をしようかなと、朝日を見ながら考えます。


今日のタイトルは、「朝日」です。
東向きの障子に朝日の強烈な光が輝いています。
開けぬ夜はないのとおり、
昨日は少々がっかりした一日でしたから、余計にさわやかな朝を感じます。
予報通り、霜が降りました。山の方はきっと雪でしょう。

田舎にいたのは二十歳まで、朝日を見た記憶がありません。
ぎりぎりまで寝ていたのでしょう。

パキスタンでは、空調が効きすぎた(同室のパキスタンの方は太っていました)
部屋でコーランを聞きながら、薄日が差してきたのを見た。
スイスでは、教会の鐘を聞きながら凍結した道路を会社に急ぎました。
冬のスイスは、朝日が昇るのが遅く一日中太陽を見ることがなかった。
タイでは、サンダル履きで散歩中に日が昇った。街中でも鶏の鳴く声がした。
台湾では、起きると同時に湿気を感じた。
日はとうに昇り、散歩の途中公園で、ゆっくり動く体操を見た。

都会で見る朝日は、もの悲しかった。
朝まで起きていたから余計に感じたのでしょう。

開けぬ夜はない。
都会では、これから寝る夜勤の人と夜遊びの人が、下り電車で船を漕いでいる。
どんなに疲れていても、朝がくれば身体も気持ちもリフレッシュしている。
義父が病院に入り、夜も灯りを点けたままとなり昼夜の境が分からなくなった。
病気の進行は、頭の衰えと合わせるように急速に進んでいった。

朝日は、いや太陽はエネルギーがあります。
陽が昇り、私たちの体内時計がときを刻み始めます。
さあ、今日もやるぞ。

暁烏 朝日に背むく ばくち打ち

2017年4月13日
コメント
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