違う絵を載せようとしました。
この絵の夏蜜柑は、酸っぱいが故にたわわに実っても誰も見向きもしません。
夏蜜柑は案外美味しい。この絵を載せることにしました。
カフェの開店でした。
この日を目指して準備をして来ました。
近所の方々や関係各所より多くの花が届きました。
カフェは、花で埋め尽くされました。
こんな小さなカフェのオープンにしては大袈裟です。
これは、特別な意味があるのです。
特に、近所の方々からの多くの応援メッセージと受け取りました。
私は、特別なことは何もしていません。
とにかく知恵を絞り、知恵を借り、一生懸命やってきました。
今回は、何かが始まった感覚です。
プロジェクトを多く手掛けてきました。
仕事はいつも静かに終わりました。
そして、虚無感に襲われました。
プロジェクトが終わった時は、常に空っぽ状態でした。
空っぽから、また次のプロジェクトに取りかかるまで時間がありました。
ところが今回は待ったなしの感覚です。
多くの花が、もっと走れと応援してくれています。
つまり休めないようです。
カフェ開店は通過点とは言ったものの、少し休みたいのが本音です。
妻は、今でも明日の仕込みをしています。
私はこれから洗濯したおしぼりを干します。
たった一日(開店)のためにチュニジアの方が東京から応援に来てくれました。
近所の方が、心配だと一日中応援してくださいました。
マスコミも三社きました。
これは普通じゃない。
単なるカフェの開店じゃない。
今日のタイトル、「非日常が日常に変わった」のとおり
何かが動き始めました。
これはきっとえらいことが始まったのです。
どこまでできるかやるしかありません。
いや、やり遂げるしかありません。
次のプロジェクトが始まってしまいました。
これは、つまり仕事です。
喜びより、次のことが始まった重い感じです。
そのうち、これが日常になることでしょう。
稀勢の里 昇り詰めたら 重しとれ
2017年4月8日