故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

春うらら

2017-04-29 08:42:50 | 思い出話

ひねもすのたりかなというタイトルの絵です。
蕪村の句集「春の海終日(ひねもす)のたりかな」から
引用していたなんて知らなかった。
のんびりしていていいですよね。
釣れても釣れなくても。


今日のタイトルは、「春うらら」です。
麗(うらら)とは、
空が晴れて、日影の明るくおだやかなさま。
声の明るくほがらかなさま。
心のさわやかなさま。
(広辞苑より)
全てが当てはまる今朝の様子です。
屁もゆっくりできるというもの。

高麗では、ミサイル発射に失敗したとのこと。
突然、ミサイルが飛んでくることがあるのでしょうか。
原発が狙われるのか、都市機能が破壊されるのか、
はたまた水源に病原菌を投下されるのか。
嫌なことが突然おこるのでしょうか。

しかし、今日の日差しはとびきりです。
障子越しの明るい陽射しです。
何か楽しいことが外で待っているような予感がします。
妻が、洗濯を干して、洗い物を済ましてくださいと依頼して行きましたから
外へ出るのは、それからになります。

かげろうが立つ。
雨降りのあと。板塀から水蒸気が立っている。
冬の海から湯気があがっている。
育った瀬戸内の島で見たテントを張った釣り船のゆらりゆらり。
糸を手で操り、そのうちこくりこくり。

海はのんびりしているこの季節、
この辺りでは、ゆっくり歩く人は見かけません。
こんな時間まで家に入る人もいません。
ああ、忙しい。と動き回っておられます。

春うらら 煙がくゆり 茶をすする

2017年4月29日
コメント
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