故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

お盆は秋の始まり

2024-08-11 01:53:15 | よもやま話

絵のタイトルは、「ゴーヤ」です。
一番なりを食べました。苦くもなんともありませんでした。
二番なりから苦くなりました。
屋根まで届きそうな芽の芯を止めました。
これから、脇芽が伸び始めます。
日陰を作ってほしかったのに、植えた時期が遅かったようです。


もう、お盆か。
まだ、お盆か。
暑い夏にかまっているうちに、お盆がきました。
訪ねることもなく、来る人もなく。
お盆は、先祖を訪ねるばかりです。

今日のタイトルは、「お盆は秋の始まり」です。
この辺りでは、お盆が過ぎたら海水浴をしません。
魔物がいて引きずり込まれると親に脅かされていました。
北海道に住み、東北に行って分かりました。
お盆を過ぎたら、北海道では、もう寒い。
東北では、トンボが乱舞していました。

お盆が過ぎて、遅いかなと残った種の苗を植えました。
秋が来て、深くなり、実を付けることはありませんでした。
季節は、冬に向かっていてビニールで囲ってやっても日照時間が足りないようでした。
それは、東北でも島でも同じでした。

お盆は、うら悲しい。
正月は、のんびりできて嬉しい。
家族が増えて、減って、二人だけになりました。
子供たちは、家族が増えて忙しそうです。
ネットでも携帯でも、偽装友達が増えるばかりです。
騙されないぞと思うものの、寂しさのあまり関わるのも哀しい。

嬉しいのは、樹齢400年の楠木がある神社のお盆祭りを手伝うことです。
私と同じ年恰好の者たちが、嬉々とやぐらを組み提灯を下げる。
酔っぱらって、飛び入りの盆踊りです。
新しい役員に変わるたびに、どうやったかと模索します。

これから満潮と干潮が繰り返されるたびに、秋が深まります。
釣れる魚も変化します。
知らぬうちに季節が廻ります。
留まることがない。
それを恨めしく思うか、大歓迎と笑顔になるかは、私たち次第です。

2024年8月11日
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