故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

続けること(Part2)

2016-05-29 22:13:06 | よもやま話

田植え後に、機械が植えた苗の直しをされている姿です。
ひょいひょいと、小さき苗を踏まずに歩いて、さっさと直されて行きます。


いつの間にか、我が家はこの地域になっていました。

家族と過ごした家は、そのままでした。
子どもたちが、しっかり守っています。

野菜を植えたら、水をやり草に負けないように草を抜きます。
抜いた草を枯らすための穴を掘ります。
陽を遮る木の枝を切ります。
すべてが食べるためです。

一日も休まる日が無いと言っても良いかもしれません。
40年前に聞いた、「足音がもっとも効果的な肥料」と聞きました。
この地方では、「見るのもこやし」と言われます。
どちらも同じような意味です。

弱っていた足腰が強くなっていきます。
腰痛で無くなっていた足の指の感覚が戻って来ました。
鍬を振るだけの筋肉が戻ってきました。
ただ疲れます。そして良く寝ます。
妻もよく寝ます。
けっして面白いことではありません。
植えたからには、収穫まで育てなければなりません。

一日もかかさず続けること。
それだけです。

業の素 それだけなのに 野菜植え

2016年5月29日




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