故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

あんたはこっち

2016-05-07 06:26:11 | よもやま話

世の中うまくしたもので、見る人は見ています。
昨日、「バインダーを買ったら、耕運機がおまけで付いてきた」みたいなことがありました。
本当かよと買われた人にくっついて行きました。

そんなことがありました。
メーカー品の小ぶりな耕運機が、畑の先まで出ていました。
エンジンをかけました。
試すこと数度、立派にかかって、自走で軽トラに歩んで行きました。

「丸々さんはあっち、私はこっち」と仕切られてしまいました。
ははあ、私がいつまでもくっついて行き仕事の邪魔になると判断されたのでしょう。
今の時期は、農家にとってはとても大事な時期です。

私には、時々こんなことがあります。
うるさいやつなのです。
相手の状態を考えずに自分を通すことがあります。
つまり、ひと言多い。

人を見る癖が付いて来ました。
面白い人だと思うと、心酔してしまうのです。
学生時代のこと。
これは、素晴らしい男だと思う先輩がいました。
頼み込んで、寮の同室(二人部屋)にしていただきました。
心酔する男の口から出てくる言葉を記憶にとどめて、男が寝た後に語録として残していました。

しばらくして、私が結婚するとき会計係を依頼しました。
奥様も一緒でした。
私が、この方に心酔し毎晩語録をとっていたと奥様に話しました。
奥様の反応は、「それほどの男か」と微笑んでおられました。
私の知らない多くのことを知っての反応だったのではないでしょうか。

今日のテーマは、「あんたはこっち」です。
まさに、見抜かれていました。
油断めさるな、これからもくらいついていきますよ。
歳下のかたですけど、私は少々心酔しています。

気を使い うるさいやつが 闊歩する

2016年5月7日


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする