故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

嫉妬心

2016-05-11 05:43:37 | よもやま話

予報通り雨です。
昨日は、雨の中を暗い中をひたすらゴルフ場を目指して、初めての道を走りました。
着いたら上がり、プレー中は雨は降らず楽しめました。
スコアは湿っていましたが、気分は上々でした。
いつものメンバーと、冗談を言いながら回るのは良い気分転換になりました。

今日のテーマは「嫉妬心」です。
いつかは書かなければと思っていました。
「自分より優れた者をねたみそねむこと」
「自分の愛する者の愛情が他に向くのをうらみ憎むこと」
と広辞苑に出ています。

「嫉妬」だけではなく、「心」を足して、「嫉妬心」としました。
嫉妬は誰にもあることです。
人間だったら、優劣はあるもの。
愛情だって、一人の人に向くとは限らない。
若い時は、いろんな女性と付き合った方が良いとさえ思います。
好きな彼女が、他の人を好きだった。
付き合っていた彼女が、他の男とも付き合っていた。
残念でした。と他を探せば良いことです。

問題は、こだわる心です。
逃げ場がないほど悩むことです。
もっと怖いのは、相手を束縛することです。
足りなかったと諦めることが出来ないことです。

演歌のほとんどが恨み節です。
自分が馬鹿でした。と締めくくります。
諦めきれない心を持て余しています。
誰もが共感する心の内です。
哀しいことです。

「こころ」とは、
知識・感情・意志の総体。(「からだ」に対する)
思慮。おもわく。
気持ち。心もち。
思いやり。なさけ。
情趣を解する感性。
望み。こころざし。
特別な考え。裏切り。あるいは晴れない心もち。
と同じく広辞苑に出ていました。

嫉妬という特別な感情を持ち続ける「こころ」を何とかしたいと思います。
広辞苑に出ていた「晴れない心もち」を何とかしたい。
演歌にして、昇華出来る人は救われます。
演歌に共感できる人も救われます。

2016年2月28日投稿記事で次のように書きました。
嫉妬するこころをどうするか。
<<抜粋>>
「あるがまま」を受け入れるのは辛いことです。
それは、短い間のことだと分かっています。
一歩ずつ歩いていれば、ほとんどのもやもやは消えていきます。
その短い辛い時期をどうやって過ごすかで、人の人生は大きく変わります。

また、2015年1月12日の投稿記事では、素敵な言葉「Speed」を発見しました。
「去る者は追わず、来る者は拒まず」を検証した二回目の投稿記事です。

Welcome the coming, speed the parting guest(ホメロス、オデェッセイアより)

<<抜粋>>
''Speed''が次なるキーワードです。すみやかに帰らせるのです。
人には、事情と訳があるのです。
縁がなかったというより、快く送り出すという意味合いがあるように思います。
こちらも他意はありません。

嫉妬する相手のことを書いています。この場合は「去る者」です。
Speedを快く送り出す。と解釈しました。

私達は、嫉妬するあまり相手をねたんだり、束縛しようとします。
ホメロスは、快く送りだしたのです。流石だと思いました。
「よくやったね。大したことをやった。よくぞ見つけた」と送り出す度量です。
「こころ」一つで人生が変わります。そして救われます。
私は、このどうしようもない感情「嫉妬」と上手に付き合っていきたい。

よかったね 私よりよか おとこばい 

2016年5月11日

あとがき
時間のある方は、次の記事も読んでみてください。
私は、過去、「嫉妬」と類似したこころの動きに悩んできました。
そのたびに、こころの奥底を覗き込み自分なりに納めてきました。
にもかかわらず、何度も悩まされています。煩悩でしょうか。


2016年2月28日投稿記事「あるがまま、受け止める」を参照してください。
2014年11月22日投稿記事「プラス思考」を参照してください。
プラス思考がどれだけ自分を助けてくれたか書いています。

2014年11月12日投稿記事「来る者は拒まず、去る者は追わず」を参照ください。
2015年1月12日投稿記事「来る者は拒まず、去る者は追わず」(Part2)
併せて参照ください。

(ハイライト部分をクリックすると記事が現れます)


コメント
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