ひだまりクリニック~産んだ後にも母親学級~

杉並区で小児科医がひらいている母子で集えるクラスです。

「子どもの心」研修会に行ってきました

2018-07-16 21:06:41 | 日々のできごと

暑い一日でした。

被災地の方々は、どれほど苦しいだろう、お身内を亡くされた方はどれほどお辛いだろうか・・・・。

私にできることは、何もないように思います。

ボランティアの方の働きや近隣の助け合いのニュースを見て、素晴らしいなと感じました。

私にできることを考えていこうと思いました。

以前からやりたいと思っていた母子救護所のアイデアを区の防災担当の方のところに相談に行くことにしました。

もしも、きちんと形になったらここでご報告します。

 

昨日今日と連日で、日本小児科医会の主催する「子どもの心」研修会で勉強をしてきました。

今回の研修で特に心に残ったのは、精神科医の夏苅郁子先生のお話でした。

「心病む母が遺してくれたもの 精神科医の回復への道のり」という本をあらかじめ読んでいました。

統合失調症にお母さんがなってしまったのが、10歳の時だったとのことです。

ケアされずに苦しい子ども時代だったけれど、その中で支えがあったことが生き抜く力になったという話。

親戚のおばさんやいとこたちが普通に接してくれたことが大きいということでした。

そして、どんな愛着障害も、手遅れということはない、という考えているとのこと。

もっと聞きたい、新刊「人は、人をあびて人になる」も読まなきゃ!と書籍コーナーに走ったら、

あら、平積みされてたのに残ってなかった・・・

残念。

その後、何気なくFBを見てたらハートネットTVのある特集が目に入ったので、びっくり。

それは「精神疾患の親を持つ子ども 誰にも言えない苦しみ」でした。

安心して話せる場所が必要。

打ち明けられる人が必要。

あなたが悪いんじゃないよ、自分が悪いと思わないでといってあげる人が必要。

そういう人と安心しておしゃべりする場所が必要。

できたら。そういう人が地域にいっぱいいるといいなと思います。

先日から友人たちと地域での子育て支援の壮大な?ささやかな?計画を練っていて、

すごくリンクしてきてイメージを感じられるよう・・・な気がする。

なんか流れがある、つながりがある、って感じてしまいました。

でも、まずは打ち明けてもらえる大人にならないといけない。

この人は安心と思ってもらえる人間にならないといけない。

居場所作りも関係してくるかな?

夢がまた一つできました。

ゆるゆると頑張っていきたいなと思います。

がつがつと、よりもいいような気がするので、最近は・・・

 

 

 

 

 

 


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