卒業しました（金曜日もひだまりにいます）

4月3日。先週の金曜日。

16年近く小児科外来と健診の仕事をしてた江戸川区のまつしま病院の最終勤務日でした。

 

多くの方々にお世話になりました。

 

多くのお母さんと赤ちゃんに教えてもらったことは、大切な私の財産です。

 

次男を出産したとき、常勤医でしたけれど、生後半年で当直4回をしてといわれて。

 

悩んだ結果退職しました。

 

直後にご縁をいただいて、2人目が9ヶ月のときからお世話になっています。

 

保育室完備で、子どもを連れて週に2～3回、通い続けました。

 

3人目は2ヶ月から復帰しました。

 

ずっと母乳で育てられたのは保育室の先生方のおかげです。

 

次男は2歳半、長女は3歳半までおっぱいを飲んでました。

 

保育室のわが子にもいろんなことを教えてもらったな・・・

 

総武線のラッシュで誰にも気付かれずに授乳したのもいい思い出です。
（これはさすがに1歳過ぎまでですね）

 

当時からワークシェアリングの進んだまつしま病院は先進的な病院です。

 

インフルエンザでも、隔離してくれて、当直にも対応してくれる保育室でした。

 

大きな事故もなく終われてホッとしてます。

 

多くの方々にフォローはしていただいてますが。

最近思うのだけれど、私が仕事できる日は、もうそれほど長くはない。

 

だから、より自分がやりたい仕事にシフトする覚悟を決めました。

 

雇われているよりも不安、確実な収入も減るってわかってる。

 

でも、やりたいと思える仕事があるのに、勇気を出さないで一歩踏み出さないのはやめよう。

 

そう思ったから。

 

出産に傷つき産後クライシスを経験し子育てに悩んだ私だからできる仕事を目指します。

ひだまりクリニックは、その目的で始めたけれど、もっと核心に迫る仕事を目指します。

 

目指す仕事をするために、保健所に行ったり、都庁に行ったり、区役所に行ったり・・・

まだまだ壁は厚いけれどなんとかする、なんとかなる、楽天的に頑張ります。

 

この日、満開の桜でした。

3年前母とお別れしたのも満開の桜がきれいなうららかな日だったし、

 

なぜか、私の場合、桜の思い出は哀しいことが多いのですが、

 

どんな想いで見ても、桜は美しいですね。

 

美しくて、涙がでるくらいでした。

 

 

 

まつしま病院・・・

 

亡くなられた前院長の佐々木先生も小竹さんも・・・

 

お世話になったみなさんも・・・

 

そして、お母さんとお子さんたち・・・

 

本当にありがとうございました。

 

卒業です。

 

出発でもあります。

 

頑張りたいと思います。

 

これに伴って、ひだまりクリニックの業務、金曜日もできることになりました。

 

 

満開の桜とまつしま病院
ここ数年は週に一回だけ金曜日に四階で健診の仕事をしてました。