ひだまりクリニック~産んだ後にも母親学級~

杉並区で小児科医がひらいている母子で集えるクラスです。

成人MR接種強化週間! とりあえず5月9日まで!

2013-04-29 09:09:42 | クリニックからのお知らせ

昨日は、初のひだまりクリニックでの初の休日オープンでした。

風疹の流行を受け、今後まだまだ増えると思われるのでできることをしたいと思ってすることにしました。

水曜日から告知しまして、9人の方にMR接種できました。

風疹は例年では、春から初夏に向けて発症が増えますので、今後はご希望の方にはなるべく接種をお断りしないようにしたいと思います。

休日ができるなら、平日だってできるはず。

予約の方と並行して頑張ってみます。

ということで、とりあせず5月9日まで成人の方の接種強化月間とします。

 

ひだまりクリニックは小児科の予防中心のクリニックです。

成人の予防接種はインフルエンザの時くらいでしたが、当然、赤ちゃんや子どもの接種よりも非常に簡単にできるので、

(診察接種に協力的

赤ちゃんの予定の合間に接種できると自信ができました。(昨日してみて)

ということで、思い立って強化週間!とします。

平日が休日の方もいらっしゃって、すでに、そのご希望の予約もとりました。

すでに予約を入れてくださっている人の合間に別室でできます。

赤ちゃんの接種の後に授乳することがあるのですが、別室なら大丈夫ですからね。

ですから、ご希望があれば、今後は私がクリニックにいるときは、

平日でもどんどん接種をしたいと思います。

休日をとのご希望が多くあれば、日を決めて、今後も積極的に風疹の接種(MRワクチンです。麻疹も入っているのでよりお勧めです)

をしていきたいと思います。

とりあえず、ひだまりクリニックで仕事をしている日を書きます。

30日(火) 終日可能です。(9時から午後7時まで)

お子様の予定の接種は4人。その合間に成人の接種をします。

1日(水) この日はひだまりクラスです。(ひだまりクラスというのは赤ちゃん連れのママの母親学級です)

ので、午後3時以降なら接種可能です。

2日(木) この日もほぼ一日います。お子さんの接種は4人予定があります。

すでに、この日は成人の予定は3人。うち二人は赤ちゃんのご両親です。

以上は平日ですが、連休中もご希望があれば、一日開けたいと思います。

7日(火) 外の仕事あり、午後4時以降可能です。

8日(水) 9時半以降可能です。お子様の予約は5人。その合間で接種します。

9日(木) 終日可能です。お子様の予約は5人。その合間で接種します。

 

接種は風疹単独ワクチンでなく、MRワクチン(麻疹風疹混合)です。7000円です。

麻疹にかかったことのない方はこちらの方が両方予防できてよりよいです。

成人男性は一回も接種をしていない人が多いです。

女性も、している方でも一回です。

妊娠ご希望の方は特に、この機会に二回目(一回目かも?)接種されることをお勧めします。

小学生一年生は、ほとんどの子がすでにMRワクチン二回接種をすませています。

(これは、一回接種では完全でないとわかってきたことで、2008年以降の定期接種から二回に変更になっています。)

つまり、今の日本では、免疫がないのは大人です。

麻疹も風疹も子どもの病気ではなくなっています。

大人が罹る病気です。

お子さんの接種と同時にお母さんもMR接種という方もいらっしゃいます。

こちらももちろん、可能です。

 

ご希望の方はご予約をお願いします。

ご都合のよい日をいくつかあげてくださったら検討します。

03-3315-0217(留守電でしたらメッセージをいれてください、こちらからお返事差し上げます)

またはhidamarisalon☆ybb.ne.jp(☆を@にかえて)

ひだまりクリニックHPのお問い合わせフォームからでも・・・

希望されているのに、受けられる所が見つからなくて、という方がへりますように・・・

なるべく、ご都合のつくようにこちらもできそうな日時を考えます。

特に杉並区の和田・高円寺・阿佐ヶ谷・方南町あたりの方が便利です。

中野区も割と近いです。

最寄駅は丸の内線「東高円寺」です。

徒歩5分ほど。

蚕糸の森公園の近くです。

場所はHPからもご確認いただけます。

 

社会で流行があると、必ず先天性風疹症候群の出生が増えます。

元気に産まれてくるはずの赤ちゃんが、妊娠初期のお母さんの風疹罹患で、

心臓の病気・目や耳の異常が出現することが非常に増えることがわかっていて、先天性風疹症候群という病気で産まれてしまうのです。

本人だけでなく、家族の人生も左右する大きな問題です。

社会での免疫を強化して(成人の接種率をあげて)次世代の赤ちゃんを守りましょう。

まだ産まれていない赤ちゃんの命と健康を守りましょう。

できることをする、それを形にするとこういうことになりました。

小さなクリニックの小児科医ができることはささやかですけれど、自分にできることををやって行きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


パパママ(将来の方も含め)対象!成人向けMR接種を28日(日)にします。

2013-04-25 07:13:50 | クリニックからのお知らせ

なぜ今風しんが流行っているのか、なぜワクチンが大人に必要か、とてもわかりやすいまとめがあります。

知ろう!小児医療 守ろう!子ども達の会の代表のあまさんが、風疹のこと、一生懸命取り組んでくれています。

またもやあませんに背中をおしてもらって、普段はしていない成人向けのワクチン接種を休日にします。

ひだまり以下の内容を掲示板にはりました。

今必要、だけど、平日は休みにくい、夜接種してくれるところはなかなか見つけられないということなので。

今までは成人を診るのは、インフルエンザの時期にお子さんと一緒に受ける方のみでした。

(お子さんよりも有効な家族が受けてほしいといっているので責任を果たすべく)

今回は、やはり日本の次の世代の子どもの健康を守るため、と決断しました。

 

 

4月28日(日曜日)

普段は、小さな子どもへの予防接種・健診、母親学級をやっていますが、

成人向けのMR(麻疹風疹)ワクチン接種をします。

今、都内では風疹が流行っていて、将来の先天性風疹症候群の子どもが生まれるのをワクチン接種率を高めることで阻止したいということです。

もちろん妊娠前の女性は将来のために確実な免疫を持ちたいものです。

杉並区では、妊娠希望の女性と妊娠中の女性のパートナーに助成がでます。

(上限10500円)

MRワクチンは麻疹にかかったことのない人にはむしろおすすめです。

また、かかったことがある人が接種しても問題ありません。

ワクチン数に限りもあり、要予約です。

hidamarisalon@ybb.ne.jp

できましたら、メールがありがたいです。

または、03-3315-0217まで

(留守電でしたら、メッセージをお願いします)

こちらからお返事します。

接種料金は7000円です。

 

またまた、背中を押してもらっての初チャレンジです。

妊娠前のカップルの方が小児科ってこんなところ?って見学会になるかな?

いや、普通のクリニックと違うから、ならないかも?

でも、風疹の社会での免疫をあげるために・・・大事なことだと思いますので、頑張ってみます。

ひだまりクリニックでも、赤ちゃんと一緒にご夫婦で接種という方のお申込み、増えています。

ママだけという方は多いですけれど、日曜日なら男性も来やすいですよね?

妊娠してる女性にはできません。

そして、接種後二か月の避妊をしてください。

 


母がくれたもの

2013-04-17 02:44:04 | 今までにであったさまざま

母は、昨年の桜の季節に亡くなりました。

とても元気な人で、まさかこんな状態で見つかるとは・・・というような状態で病気が見つかり、

闘病しましたが、一年も経たないうちに旅立っていきました。

東日本大震災と同じ年に、震災後ほどなくして起こった母の病気の発見は我が家の激震でした。

知り合いの方からは「お医者さんの娘さんで心強かったと思うわよ」と言われましたが、

大したことはできませんでした。

医師と患者の距離を近くしたいという気持ちで、いろんなことを医療講座で言ってきましたが、

実際に患者の立場になると、やはりむつかしい面もあるのだなとわかりました。

総合病院の電子化はいい面もあるけれど、やはり、患者との距離は離れる部分もあると感じました。

医療の力よりも、看護の力をより感じる闘病でした。

母は、驚き、哀しみ、受け入れ、頑張ってくれました。

そして、自分の望み、「誰にも迷惑をかけたくない。心配をかけたくない」という望みをみごとなまでに貫き通しました。

発病のことも近い親戚や友人にも打ち明けないままで、家族だけに見守られ、静かになくなりました。

何度もそれでいいの?と聞いたのだけれど、一貫していて揺るがない態度でした。

家で一週間ほど過ごして、やはり痛みが強く入院をとなった時に、

もう助からないなと頭で理解していたので、母の望みだけは叶えたいと思いました。

日頃からいっていた「延命治療はいや」という意思のことです。

痛みどめの点滴で意識も落ちていて、なんとか快適に、なるべく傍に、と家族がかわるがわるそばに行きました。

意識のある間は、「こんなに来なくていい。つかれたでしょう?ここに寝なさい。早く帰りなさい」と自分のベッドに寝かそうとしてくれました。

いつまでも、私は、母にとっては心配をかける娘でした。

自分が病気になっても、死ぬときが近づいていても、です。

母からは多くのものを教わりもらいましたが、最後まで、何かしてあげようという気持ちを家族に持ち続けた人でした。

当然のように父よりも長生きだろうとか、老後はいっぱい旅行に連れてってあげようとか、そんなことを漠然とかんがえていたのですけれど、

そんなこともできなくなり、人生の初めと終わりは自分で決められないことなんだなとよくわかりました。

いつ、どんな形で、死を迎えるか。

医療的なことで決められる部分もあるけれど、絶対決められない部分もある・・・

私は三姉妹で、三人ともとても哀しみましたが、母の死を受け入れることして覚悟する時間を母はくれたように思います。

亡くなる日の表情があまりに疲れていて、心で「もういいよ」と思わずつぶやきました。

その日に、父と三姉妹の四人に見守られて静かに病院で亡くなりました。

私が医師として立ち会ったことのあるどの子の最期よりも静かでした。

モニターだけはつけてましたが、医療者はその場に一人もいなかったのです。

母がこの世にいなくなる瞬間、家族だけでみおくりました。

 

母が亡くなった日は去年の桜の満開の日でした。

病気の発見から、家族で走り続けて・・・何ができたということもなく、徐々に悪くなり、QOLの改善もほとんどないままでした。

それでもそれを受け入れ、できることを頑張り、最後まで、自分の意思を貫いた母を見て・・・

三人とも、「しっかり生きていこうね」と思えました。

子どもを育てることも、仕事も、母のように一生懸命しようと思いました。

といって、立派な母親だったのかというと、どうなんだろうかとも思うけれど、

おちゃめで、おしゃれで、おしゃべりで、おおざっぱで、そこつものでかわいかったです。

人をおもてなしすることと料理が上手、掃除はちょっと苦手。

友人も多くて、一年後の今も母を偲んでくださってのお手紙やお花などいっぱいいただきました。

子どものときは厳しかったし、手をあげられたこともしょっちゅうでした。

(幼稚園のころか、小学生低学年のころか、言うことを聞かなくて寒空に外に出されたことがあって、

星空見上げて「私の本当のママはどこにいるの?」と思ったことがありますもん。おかしいでしょう?)

でも、愛情はあふれるほどだった、楽しい母でした。

懸命に三人を育ててくれました。

 

亡くなった後に、もっともっと悲しいのか、何も手につかなくなるのではと思っていたら、まったくそんなことなかったのが自分でも不思議です。

「しっかりね」といつも母に言われ、いつも応援してもらっている気持ちになれたからです。

半分は母なんだ、いつも一緒にいるんだと思うことができたのです。

そして、生きることが許されている間は、頑張れることを頑張ろう、自分のためにも人のためにもできることをしよう。

死ぬ日には、母が迎えにきてくれる。

そのときによく頑張ったねと褒めてもらえるように生きていこうと思っています。

私にも仕事でプレッシャーがかかる局面があります。

(お気楽に好きな仕事だけをしてるように見えるかもしれませんけど、ときにはね)

そういうとき・・・母に向かって言ってます。

「あーちゃん、見ててね」と。

(「あーちゃん」というのは、「おばあちゃん」なんて言わせないわよ!と孫たちに要求した呼び方です。)

そう呼びかけると、自分にできることを心をこめてすればいいんだ、と落ち着きます。

 

親の役目って、こういうことなんだな・・・と近頃思います。

今まで、子どもに恥ずかしくない生き方をしたいとずっと思ってきましたけれど、

今は、亡くなった母に恥ずかしくない、堂々とできる、しっかり生きてきたと言い切れる生き方をしたいと思っています。

自分が亡くなった後も、その子の励みになれる、そんな親の役目があるとわかりました。

母がそのように育ててくれたので、今の私には、この世にはいない母の存在が大きな励みになっています。

それは、どんな育て方かとか、○○式とか、そんなくくりには入らない部分だと思います。

どんなやり方でも、その親子それぞれでいいのだと思います。

やり方、マニュアルにとらわれないで、それを自分で上手に利用すればいいのでしょうね。

いいとこどり、ということを忘れないといいのかな。

母はよく言ってました。「愛情が通じていれば大丈夫なのよ」と。

元気に頑張ります。

こころから笑顔でいられるようにしたいなと思います。

笑顔でいられる、幸せでいる、これが親孝行でもあり子孝行でもあるということなんですね。

(この言葉は、最近、医師として母としての人生の先輩に教わりました)

 

 

 

 

 

 


5月のひだまりクラスの予定、それから、復職のママへ・・・

2013-04-07 00:13:56 | クリニックからのお知らせ

お知らせしていましたが、新年度の4月からひだまりクラスは少し変わります。

大きな変更点は第二第四水曜日だったのが、毎週月曜日になり回数が増えます。

せっかくお申込みいただいたのに、お断りはしたくないので、回数を増やしました。

そして、一回保険料・お茶代・資料代ということで一回500円いただくことにしました。

子育て応援券は使用可能です。

また、月に一回くらいのペースで、スペシャルイベントもしてみようと思っています。

スペシャルイベントは1000円です(子育て応援券使用可)

3月に手始めにからだノート作りをしました(パルシステムさんの後援もありました)が、

今後は、スペシャルゲストもお招きしてマンネリしないようにも心がけたいと思います。

私の話はネタ切れになって、何回も参加されたら、同じ話ばかり・・・となるかもしれません。(そろそろ危ない・・・)

4月は10日に、歯科医の岡田弥生先生に来ていただけます。

今後は父親学級や鍼灸師さん助産師さんをお呼びしたいなと考えています。

リクエストがあったら教えてくださいね~

1日はたまたまいつもよりは少人数で、ややゆったりめでお話しできました。

この方がよいという意見続出・・・実は、この日初めてのボランティアをしてくださるという方が来てくださって、

私がお話しの方に専念できたというのも、大きいということを気づかれた人もいらしたかも・・・

開業の最初の方から来てくださってる方で、お子さんが大きくなって、今後は単身で、私が席を立たないでいいように動いてくださいます。

大した打ち合わせもしてないのに、もうばっちりうごきまさってくださって・・・

Nさん、ありがとう~~

本当に気遣いの方なんです。私の視線だけで、ささっと私の欲しいものがわかってしまう人・・・すごいです。

4月は10日スペシャルイベント・・・予約は埋まりました

15日・・・予約は埋まりました。

22日は・・・若干余裕があります。

 

さて・・・本題。5月の予定です。

個人的な都合と振替休日が多いので、月曜日開催でない日ばかりですが・・・

1日・・・この日はもう二回目のからだノート作りの会をします。(今度はキットもつくっておくわ!反省を活かし)

6日・・・初の祝日ひだまりクラスをします。

27日・・・いつものひだまりクラスです。この日は、7か月まで限定とします。

22日・・・堀ノ内児童館で、ひだまりタイムを11時からします。

その流れで、ご希望の方はひだまりに移動し、お昼食べて、午後にもおしゃべりしましょう。

お昼から参加もいいですよ。この日は、ひだまりクラスとしてのお話は落ち着いていつものようにはできないでしょうから、

(22日、11時から一時間程度の児童館のおしゃべり後にひだまりクリニックに移動徒歩ゆっくりで10分内)

無料です。見学会みたいな形です。

ひだまりクリニックって?ひだまりクラスって?という方、おいでください。

 
5月は長期にお休みをいただきます。(11日から20日まで)
 
開業医にあるまじき行為かもしれませんが・・・個人的な理由で、すみません。
 
そのため、ひだまりクラスも祝日あり、児童館行事の流れ…と変則的です。
 
1日のみ1000円、他は500円です。(もちろん、22日は無料です)
 
どんな感じかのぞいてみたい方は児童館のご利用がお気軽ですね。午後も興味のある方はおいでください。
 
 
全て、ご予約をお願いします。(児童館のひだまりタイムは予約不要です。ふらっと参加、大丈夫)
 
電話03-3315-0217
 
メールはhidamarisalon☆ybb.ne.jp(☆を@にかえて)
 
開催日の1月前から予約を受け付けます。
 
先日のひだまりクラスで、今後についてのご意見をお願いしたときに、
 
移動しない(ハイハイしない伝い歩きしない)赤ちゃんのクラスを作ってほしいということでした。
 
それで、お試しで、27日をその小さ目赤ちゃん限定の日とします。
 
なんでも、とりあえずやってみます。
 
その様子を見て、今後を決めていこうと思います。
 
 
慣らし保育も後半という方、多いでしょうね。
 
子どもが泣いて泣いて・・・で、切ない思いのママもきっといるでしょうね。
 
意外にあっさりで拍子抜けの人も・・・
 
それから、保育園に入れなかった、と本当に困ってる方も・・・
 
児童館に行って、今までいたお友達の姿が何人もなくなって・・・さびしいママもいるかも・・・
 
それぞれの春ですね。
 
別れと出会いの春ですね。
 
また、ひだまりも新たな気持ちでやっていこうと思っています。
 
復職に緊張されてるママ・・・
 
ひだまりにいらしてた方も何人も復職されます。
 
「ママは頑張るよ!だから、あなたもね!」っていう気持ちで、乗り切りましょう。
 
働くって決めたんだから、そのこと自体を悩んで
 
「子どもにさびしい思い辛い思いをさせてる」と考えない方がいいですよ。
 
新しい世界、ちょっと不安だろうけど、大丈夫だよ・・・と
 
しっかり抱いた後に、励ますような気持ちで保育園で別れてあげてくださいね。
 
そう、だいじょうぶなんですよ・・・
 
復職されて、平日は無理…という方のために月に1~2回、土曜日にもオープンすることにしました。
 
4月は、14日にオープンします。
 
5月は25日です。
 
 
 
 

 

 

 

 


子育て中のママに一押し情報!

2013-04-05 02:50:58 | 医療情報

ブログのコメントはいつもめったにいただかないのですが・・・

今回の舌小帯の話は、びっくりするような反応で・・・

きちんとお返事したいと思いつつ、私もまだもやもやがあるので、もう少しお時間をいただきたいと思います。

ご自分のご意見をわざわざ書いてくださった方に、ちゃんとお返事書きたいとは思っています。

ここを見てくださる方が多いうちに、どのお母さんにもお勧めの一押しの情報をお伝えするのがいいなと思いまして。

ちょっと、一押し情報、書いてみます。

知ろう小児医療守ろう子ども達の会

子どもの身体の事、医療との付き合い方、母親としてできること、そんなことをお伝えしています。

あるお母さんの救急外来での体験での「もっと私たちが知らないといけない」って想いから誕生しました。

各地で小児医療講座をしています。

全国の協力医がかわりばんこで、メルマガの原稿を書いています。

それをまとめて作成するのも会のメルマガチーム。

月一回、流行中の感染症とか、予防接種の最新情報とか、日常の事故のこととか・・・

いろんな情報が届きます。

子どもたちへの愛溢れるメルマガです。

きずなメールプロジェクト

 「日本中の妊婦さんに安心安全信頼を」ということで、妊娠中、少しずつ毎日メールが届きます。

おなかの赤ちゃんの事を思って、にっこりできるようなメールです。

ちょっとした医療情報を織り交ぜつつ・・・

産後きずなメールという産後バージョンもあって、こちらは三日に一回です。

その時期での、医療情報・アドバイスがあります。

健診でよく聞かれる質問をかなり網羅できてると思います。

こちらの産後バージョンは私も参加させていただいています。

予防接種を知って子どもを守ろう

Know☆VPD、です。

VPDとは予防接種で守れる病気のこと。

たった数千円のワクチンを接種してさえいれば亡くなることはなかったのに・・・

小児科医、特に総合病院で集中治療に携わる小児科医は、子どもにすがって泣いているお母さんを知っている。

だから、予防接種を勧めているのです。

せっせと自分の子どもにも接種してるのです。

ワクチンが怖いとか、副反応がとか・・・そういう意見を前にして、それは違うよというのは、

ワクチンを受けないことの方がよほどリスクがあるし怖いことだと身を持って知っているから。

ワクチンはメリットデメリットをよく知っておく必要があります。

この会には常に、最新情報はあります。

予防接種で守れる病気のことと、そのワクチンの説明もあります。

スケジュールは日本小児科学会のスケジュールとほとんど一緒で、一番効率よく楽に早期から赤ちゃんを守ってあげることが出来ます。

VPDの会とNTTが共同開発した「予防接種スケジューラー」というアプリは、

お子さんの名前と誕生日を登録しておくことができスケジュール管理をしてくれる便利なものです。

トップページからダウンロードできます。

この月齢では、これこれの予防接種が必用だよとおしえてくれたり、

組んだ予防接種の予定を入れてみると、間違ってるときは指摘してくれます。

「まだ4週間たってないよ」とか「そのワクチンは3か月からだよ」とか。

予約登録した日の前日と当日にお知らせもしてくれます。

予防接種のシステムが複雑化した現在、とても便利なアプリです。

こどもの救急

小児科学会の出している便利な救急の判断のできる機能があります。

症状別のチェックリストがあって、それにチェックをすることによって判断してくれます。

「救急車を呼ぶ!」

「すぐに救急外来に行く!」

「時間内に診察を」

「今のところ様子見て大丈夫」

そんな判断をしてくれます。

(もちろん、心配なときは受診してください。)

 

どの情報も、お母さんたちに安心を上げたいという気持ちからできています。

そういう気持ちから作られたものは、今、よく見てみるといっぱい世の中に出てきています。

もちろん、小さい子連れというだけでいやなことも経験することはあるでしょう。

虐待のことが知られてきて、泣き声通報が増えていて、中には全くの誤解だってあります。

嫌な思いをすることもあるでしょうし、信頼できない・・・と思う人もいるかもしれません。

でも、子育て支援をしている私たちからすると、お母さんを決して一人にしたくないという気持ちです。

一緒に考えましょう、お役に立ちたいんです、って、そんな気持ちなんです。

頼っていいんだよ、頼ってね、そう思っているのです。

身近な場所では、保健センターもあります。

相談できる窓口はいっぱいありますよ

子どもに対する温かい目もいっぱいありますよ。子どもとお母さんを応援したい人もいっぱいいます。