ひだまりサロンみたいな場所をもちたいという妄想・・・
実は、自宅出産した直後からなんです。
だから、12年になります。
小児科医になったもののキャリアとしてはまだまだで、妊娠出産。
その後、放射線科を経て再び小児科医として復帰。
二人目の出産でやっと自分らしい子育てに出会えました。
子育てに悩んだ私だからできる子育て支援があるはずだって。
その時からです。
小児科医として目指す方向がはっきりしたのは。
子育て支援の仕事をしたいと授乳しながらどんなことができるか考えたものです。
そのころ、縁あってベビーコムというサイトで「ひだまりクリニック」というコーナーを書かせてもらったりしました。(まだありました)
「ひだまり」って決めてたんです。私が作る場所は。
いつも一生懸命頑張って力いっぱい子どもの命を守っているお母さんがひととき休める場所ってイメージで。
ところが、三人目も産まれ、幼稚園の生活が楽しくて、まだ子どもが小さいからと言い訳して積極的には動かなかった。
勇気がなかったし、自信もなかった。
子育て支援ったって、何をどうしたら?開業?でも、そこまでのエネルギーはないなぁと。
そうこうするうちにどんどん年だけはとるから・・・いわゆる定年となる年齢の方が働き出してからよりも近くなったことに愕然とし、あきらめも混じり・・・
そのころ、「知ろう!小児医療 守ろう!子ども達」の会の代表のAMAさんと出会い、会の活動を多くの会員の方とする中で、自信を持たせてもらい勇気ももらっての今です。
私が伝えたいことって、みんなも知りたいことだったんだと。
みんなに応援してもらって、ひだまりサロンができました。
焦ったり悩んだりもしたけど、ゆっくりでいいんだなと思います。
無理をしなかったから、今に至ったのだなと感じます。
私らしい子育てを見つけるまでに最初の子どもを産んで6年かかった。
その時に小児科医としての仕事の方向性をやっと見つけて実現までに12年。
なんともゆっくりですよね。
でも、その一日一日やっぱり無駄ではなかったと思います。
妊娠出産は挫折体験でした。
医療は納得できてないと本当に苦しいこともよくわかった。
最初の子どもを育ててたころの私は、本当に恥ずかしい思いこみや失敗ばかりで、子どもにも申し訳なかったです。
でも、だからこその今がある。
挫折や失敗があったから、今の仕事につながっている。
ゆっくりでいいのよ。
悩むことだって悪いことではないよ。
悩むからこそ納得できる自分らしい子育てを見つけられるんだから。
そういうことがいいたいのです。
この一年、私にとっては大きな進歩のあった一年でした。
長年の妄想が現実になりました。
応援してくださるみなさんに感謝
家族にも感謝です。
応援してくれる家族鍛えてくれる家族
来年は、もっと稼働できるように頑張ります。
ここにきてよかった、安心した~といってもらえるように。
ひだまりサロンもゆっくりでいいから、そんな場所として育てていけたら、と願っています。
いろんな企画もできたらいいなと考えています。
新しい年もどうぞよろしくお願いします。
もうすぐ年越し。
気持ちを新たにして、一歩一歩進んで行きたいです。